日曜日。
バドミントンサークル。
いくらか雲が出ていたおかげで、先週よりは涼しく感じる。
前日に、渡辺・東野ペアが来ていたのと同じウェアを着て行く。
上半身真っ赤+鬼滅の刃の煉獄さんのような模様。
ズボンは、真っ白。
ちょっと派手で、体育館まで誰にも会いませんように、って思いながら向かった。
このあたりは、なんかネタを提供したいと思ってしまう自分の性分なんだろう。
体育館に到着するやいなや、
「すいません」が口癖の刈上げママから、
「あ!それ、オリンピックのユニフォームなんですね!」
と、狙い通りのイジリをいただけた。
しゃっ。
と小さくガッツポーズをして、この日のバドミントンが始まった。
この日の自分の課題は、
「すべてのプレイをオリンピックの試合のような気合いで行うこと」
だった。
オリンピックの試合と思って挑むことで、今後出場するであろうシニアの大会での精神面での練習をし始めたいという考え。
いや。
自分はオリンピックとは縁遠いので、こんなことを言うと、
「やっぱ全力さんは薄っぺらいですよね。」
と、キクチさんやかんくろーさんやガンプさんに言われそうだが。。。
まぁいいのだ。
ネタになるのであれば、本望だ。
~~~~~
休憩しているときに、
「ドロップショットがエグいちーちゃんのおばちゃん」が、こう話しかけてきた。
「これ、読んだわよ。こうちゃん。PTA会長っぽいこと言ってるじゃない!」
「ドロップショットがエグいちーちゃんのおばちゃん」は、お孫さんが中学3年生。
俺のことを「こうちゃん」と呼ぶ。
「これ」とは、うちの小学校の「PTAだより」だ。
そこに、PTA会長の一言が掲載されていた。
親じ会の連中には、LINE上で、
「なんかエセ会長っぽいじゃないか」
「髪の毛薄くないか?」
とか、色々いじられた。
「ロングサーブが分かりやすい学校開放の会長さん」には、
「なんかメガネかけてるし、いつもの感じと違って、なんだか真面目そうに見えるわね。」
と。
「実は結構まじめなんですよ。」
と言っておく。
ここでもネタにしていただけて、本望だ。
~~~~~
バドミントンサークルに参加して、9か月ほどが経って。
1つ分かってきたことがある。
サークルに参加するメンバーは、バドミントンがお上手な方から、それほどでもない方までいらっしゃる。
いくらか上達した自分からしても、この場面ではこうした方がいいと思うなぁと、感じてしまうような方もいらっしゃる。
未だ最若輩者である自分は、偉そうにアドバイスなんかできないのだが。。
んで。
「お上手な方レッテル」が貼られている方々がいらっしゃるのだ。
「教師びんびんバド娘」
「謎に包まれた紺ズキンちゃん」
「甲高い声のかんちゃん」
「元気はつらつ還暦おじいちゃん」
「ロブショットが丁寧なサイボーグお姉さま」
と、
「時たま現れるサーブに特徴があるミステリアスな女」
※初登場
て感じの方々。
分かったこととは。
そんな方々ばかりが集まって試合をすることになると、
それぞれがコートに集まると、試合前になんとなく、
「おぉ、これはかなりの試合になるぞ感」
が醸し出されるのだ。
試合の組み合わせは、それぞれが、その日の最初にクジの番号を引いて、あとは番号で自動的に決まる仕組み。
だから、たまたま「お上手な方レッテル」が貼られている方々が揃う試合になると、
試合前から、ギャラリー含めて、
「おぉぉぉぉ感」
が漂うのだ。
そして、今日。
俺は、俺が出場した試合で、対戦相手、そしてギャラリーから、
「おぉぉぉぉ感」
を存分に感じたのだ。
どうやら、俺は、「お上手な方レッテル」が貼られ始めたようだ。
「謎に包まれた紺ズキンちゃん」は、
ご近所で、バドミントンのレッスンをやっていらっしゃるらしいし。
「甲高い声のかんちゃん」は、
某〇芝社で、部活でバドミントンをやられているし。
「お上手な方レッテル」が貼られている多くの方が、学生時代にバドミントンを本気でやられていたみたいだし。
今の自分のスキルレベルは置いておいたとしても、そんな皆さんと、同じような感じで見てもらえるようなプレイをできているのかな、
なんて思ったら。
「いやいや違いますよ。ネタです。ネタ。」
なんて言われたとしても。
すっげー嬉しいっす。
俺、
すっげー嬉しいっす!!
さてと。
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