3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

「何か運動しているんですか?」と聞かれた話。

2021年8月25日。

本日、めでたく、1回目のワクチン接種を終えた。

横浜市の予約は取れなくって。

職域接種で。



協力会社の方と同じ時間帯に摂取できることになっていて。

で、その協力会社の方と、仲良く2人で徒歩5分くらいのビルの接種会場に向かったこの日。



ワクチン接種の後のことだ。


スキマ時間の時に、その協力会社の方は、おもむろに、こう質問してきたのだ。


「全力さん、何か運動しているんですか?」

と。



~~~~~~



「何か運動しているんですか?」


と、質問されたとき、俺は何を答えればいいのか、ちょっと悩んだ。



基本的に、週1回の2時間半のバドミントンしかやっていないのに、

声高らかに

「バトミントン、やってますっ!!」

とも言いづらいな、と。



しかも、

最近のコロナ感染者数の増加が原因で、週末のバドミントンも、8月22日以降中止になり。

近所の体育館も使えなくなった。




でも、

「週1でバドミントンやってるんです。」

「ここ最近、できなくなっちゃいましたけど。」

なんて言ってから、



なんとなく、言っておいた方が良いのかなぁなんていう、

自分でもよく分からない自己顕示欲に見舞われ、


「あと、、、」

「1年半くらい前までは、結構走ってました。」


と、話をした。



すると、その協力会社の方は、

「あぁ、なるほど。どおりで、、、」

と話し始めた。




~~~~~




実は、先週の金曜日に出社していると、見知らぬ方が近寄ってきて、

「全力さん、、、でよろしかったでしょうか?」

 「はい。どうかしましたか?」


「実は、来週なんですが、ワクチンが余っているようなので、可能ならば接種して頂きたいと思いまして、、、」

 「おっ!?受けたいです!でも、来週ですか?」

と、来週の接種可能な時間を言って下さるも、ほぼすべて打合せの時間と被っていて。。。



だが、なんとか予定を調整して、接種できることになった。



俺の隣に座っていた協力会社の方も、同じ日の同じ時間帯に摂取できることに。



「お互い、運が良かったっすね。」

みたいな。



~~~~~



接種当日。


2人で一緒に接種会場に行き、接種後に待機し、職場に戻ることにした。


接種が11時からで、12時から打合せだったこともあり、

「お昼食べちゃいませんか?」

と、2人でラーメンを食べることにした。



タンタンメンを食べた。



美味しいのだけど、辛くて。

食べ終わった後に、

「辛かったっすね。」

「服に、汁が飛ばなくてよかったっす。」

みたいな話をしているうちに。


どんどん話が盛り上がって、店を出てしばらくしても、話は盛り上がっていて。



そして、職場のビルに到着しようかというときに、

「はうぁっ!!」

と、気付いた。



打合せの途中、抜けてきたこともあって持参していた

「パソコンを持っていない」

ことに。


おまけに、

「接種券とかを入れておいたクリアファイルを持っていない」

ことに。



「すいません。僕、パソコンを置き忘れてきちゃったので、先に戻っていてください。」

そう伝え、

ダッシュでラーメン屋に戻ったのだ。



そして、その協力社員の方に、聞かれることになったのだ。

「何か運動しているんですか?」

と。


そして、一通り答えた後に、言われたのだ。

「あぁ、なるほど。どおりで、、、」

と。


「どおりで、ラーメン屋に走って行ったときに、
『すげー軽やかに走るなぁ』
って思ったんですよね。」

と。




どうやら自分は、まだ体のどこかに、以前、走っていた記憶が残っているようだ。




この日、久々にダッシュしたからだろうか。


この日、1回目のワクチンを接種したからだろうか。




いまだに、体、全体が、熱を持っている気がする。




この熱が冷めないうちに、ちょっとだけ、走ってみようかな。


なんてことを思ったりした、ワクチン接種1回目。





さてと。
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