3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

楓子の成長。

1年半ほど前。

次女の楓子が小脳炎に侵されたが、適切な治療により、一命をとりとめた。


その時の治療は、

「ステイロイドパルス」

という、ステロイド剤を一定間隔で、体に入れて、炎症反応を抑えるという方法。


小脳炎に限らず、様々な病気の治療に用いられる方法。


ただ、このステロイド。


病気に対して効果を発揮する一方で、体に良くないことも起こる。


その一つに、

「成長障害」

があげられる。



楓子は、もともと体が細く、身長も低い方で。


奥さんは167cmで、俺は178cmと、身長は高いほうなのに。


「将来はモデルさんになれるかもしれないぞ。」

なんてことを言ったりしていた、楓子の幼少時代。


でも、

楓子は、あわよくば、「前にならえ!」のときに、両腕を腰に持っていく、あのポーズをするくらいの身長で。



3学年離れている三女の璃子に追い抜かされてしまうんじゃないか、くらいの成長度合いで。


食も細く。



かなり心配していた。



が、先日の健康診断で、楓子は、笑顔で、こう報告してくれた。

「カコね、背が145cmになっていたよ!」

と。



6年生の最初のときに、140cmだった身長から、約半年で、約5cm伸びてくれていたのだ。



うぉぉ!


やったじゃないか!


楓子、このまま伸びていったら、2m超えもありえるなっ!



とか、言ったりして、全力家は、盛り上がった。



~~~~~



ある休日。


楓子に、塾のお弁当に何を食べたいかと聞くと、

「鶏のからあげ!」

と元気に答えた。


鶏のモモ肉がなかったので、奥さんと二人でスーパーに買い物に行くことになった。


もちろん、レシピは、「リュウジの至高の唐揚げ」だ。




買い物に出発する頃。


楓子と璃子は、恒例の

「鬼滅ままごと」

に夢中だった。


煉獄さんと胡蝶しのぶのぬいぐるみに、紙で作った刀を持たせ。

そこいらへんにあったドラえもんのぬいぐるみを鬼と見立て。


「血気術!!」


「炎の呼吸!」


「うわー!」


とか。




横目に見ながら、

行ってくるね。

と、スーパーへ。



お目当てのスーパーに近づくと、そのスーパーの入り口渋滞が凄まじく。

別のスーパーに行くことになった。


この日は、リュウジの

至高の唐揚げ

至高の欧風カレー

至高の焼きそば

至高の味噌汁

至高のハンバーグ

などを作る食材を買うため、そこそこの時間がかかることになり、


結局2時間ちかくかかって買い物から帰ってきた。



自宅に到着すると。


楓子と璃子は、

「煉獄さーーーん!死なないでくれーー!」

「ふはははは!鬼になれっ!」

とか。

まだ、鬼滅ままごとを続けていた。




そして、俺が作った唐揚げをモリモリ食べてくれて。

「パパが作った唐揚げ、めちゃ美味しいよ!」

なんて言ってくれて、至高の気持ちになり。


身長の心配はしなくて良さそうだな、

なんて思ったが。




楓子よ。


身長だけでなく。


少しは、精神的な面でも成長してくれよ。


そして、今日の塾でも、しっかり成長してきてくれよ。





さてと。
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