仕事を終えた「冷めたシューマイ」は、ワクワクしながら普段の家路とは違う道を辿っていた。
「リアルでは2回目まして」の方にお会いできるということで、だいぶ前から楽しみにしていた。
2週間ほど前。
「冷めたシューマイ」宛てに、
「『冷めたたこ焼き』が都内に出張されるから一献どうですか?」
とのお誘いを「超絶ビッグシティ在住」からいただいた。
シューマイは二つ返事で、「行きたいっす」と回答した。
「冷めたたこ焼き」と「冷めたシューマイ」の関係は、客観的に見て
「超薄い」
と言っても過言ではないだろう。
数か月に一回程度の頻度で、たこ焼きが書いたブログにシューマイがコメントする、
程度の関係で、
LINEで繋がってはいるが、これまでに交わした会話は、読み返してみても1分もかからず読み終わるほどの内容だ。
「超絶ビッグシティ在住」が
「面白いブログを書く方」として名前を挙げる方。
それが、「冷めたたこ焼き」。
初めましての時に感じた、あの、
時に冷徹で、
時に暖かく、
そんな強烈なツッコミを生放送で受けたくて。
「冷めたシューマイ」は、0次会が行われていらしい「トリキ」を目指した。
「トリキ」に到着した「シューマイ」は、「たこ焼き御一行様」を見つける。
「冷めたたこ焼き」は、「シューマイ」が来るとは思っていなかったらしく。
「来るんかい!」
的なツッコミを入れてくれ、想像以上の笑顔で迎えてくれた。
「シューマイ」は、
「今日、来て良かった」
と心底、思った。
~~~~~
「すんごく大きい人」
は、シュッとしたシャツを着て、ウルトラマンに登場する星人の趣きを持っていらっしゃった。
2回目ましてではあったものの、こんなに仲良くお話させて頂けることに感謝をしていた。
そのすべての発言に思いやりがあり。
「黒光ってるんですよね?」の質問に対しては、
「違いますよ。ピンクです。」との、可愛い返し。
「『シューマイ』は、笑顔がいいですよね。」
とのお褒めの言葉を頂き、慣れていない「シューマイ」は、返答に困ったりもした。
「ゴルフOL」
は、ブログはすごく長いわりに、リアルなトークは非常に簡潔だ。
「シューマイ」は、
「ブログもこの感じで書ければいいと思うんだけどなぁ」
とか勝手に思っていた。
あのはにかんだ感じの笑顔が特徴で。
「超絶ビッグシティ在住」が「ゴルフOL」のスマホを酔っぱらって持って帰ってしまった話には笑わせてもらった。
「若手イケメンエッジナイフ」
は、昨年末に待望のお子さんが生まれて。
「これでもかっ!」ってくらいに丸みを帯びたトークスタイルに変貌を遂げていた。
終始、マウントを取る姿勢に変わりはないのだが。
そのマウント方法が、丸みを帯びていた。
ていうか、写真を見せて欲しかった。
そして、この日参加するのであれば、事前に教えて欲しかった。
お祝いは、また次回だ。
「ウルトラハーフ自衛隊」
は、「超絶ビッグシティ在住」の飲み会には、必ずと言っていいほどいらっしゃる方だ。
いつも、いつの時代も、ものすごくアクティブで。
いつでも、いつの時代でも、変わらず素敵なテンションをキープされている。
この日も、一番の安定感で、「シューマイ」は、
「この安定感を自分にも少し分けて欲しい」と密かに思っていた。
「超絶ビッグシティ在住」
は、相変わらずだった。
このコロナ禍。
少しは気にしているのかと思っていたが、まったく気にしていない。
とにかく喋りまくり、そして飛沫しまくり。
飛沫が飛んでいることすら気にしないほど、終始興奮し、この場を愉しんでいたのだろう。
「『シューマイ』は、オール3」
と言っていたが、そうなのかもしれない。
「誰にでも、何にでも」みたいな安っぽい自意識によって、身動きが取れない冷蔵庫の中に入ってしまうことがあるのかもしれない、、、
と、そんなことを思っていた。
なんだかんだ言っても、
これだけの皆さんが集合した集まりは、
カオスの中にルールや役割があると言う、
心地よい空間で。
ひとしきり、最高に楽しい時間を過ごせた。
終電がなくなり、
タクシー代にかかったお金も、
チロルチョコ分くらいに感じられる、
貴重な時間を、
ありがとうございました。
~~~~~
異質な場に、一人乗り込むこと。
これは、そこそこ勇気がいることだ。
「自分のような存在に、誰が期待して来てくださるのだろうか」
という質問を、繰り返し自問自答してしまう。
「冷めたたこ焼き」は、そんな不安は持っていなかったのだろうか。
いや。
「冷めたシューマイ」よりも「冷めたたこ焼き」の方が美味しいか。
繰り返し、自問自答する。
~~~~~
さぁ、冷めたシューマイ。
来週は、お会いする方に、
「美味しい!」
と笑顔になってもらえるように、「温かいシウマイ」になろう。
さてと。
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