3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

夏休み宿題駆け込み寺。

自分が小学生だった頃、夏休みの宿題、ちゃんとやっていただろうか。

ふと、そんなことを思い出そうとするが、全然思い出せない。

高校3年生の時、現国の宿題を提出しなくて、通信簿に「1」が付いてしまったことを思い出す。


自分の娘たちに

「ちゃんと宿題やりなさい!」

と言っている自分は、一体ぜんたい何様なのかと思ったりもする。


このルーチンは、毎年のことだ。


~~~~~~


毎年、夏休みの最後の週末の土曜日に開催している親じ会のイベントがある。

「夏休み宿題駆け込み寺」

だ。


今年は、3年ぶりに開催できることになった。


「宿題」

とタイトルに付いていることから分かるように、

宿題が終わっていない子ども達が宿題を親じたちに見てもらおう、

というのがもともとの趣旨だ。


が、宿題を終わらせている子ども達が大半なので、夏休みぽい遊びを織り交ぜたイベントになっている。


【午前中の部】
・宿題
・ペットボトルロケット製作
・プラ板製作
・スライム製作

【午後の部】
・ペットボトルロケット飛ばし
・シャボン玉
・スイカ割り
・かき氷
・怪談話

という盛りだくさんのイベントだ。


自分のメインの担当は、「宿題」と「怪談話」。



宿題では、10名弱の子どもが参加。



ほぼ一人で、みんなの質問に答える。


自分の娘たちの宿題の終わってなさぶりにもビビっていたのだが。

駆け込み寺に参加した宿題をやっていない猛者どもは、

「読書感想文」

という大物に、全く手を付けていない子が数名いた。


おうおう。

そりゃないぜ。



その中の1人に聞いてみる。

「もう本は読んでるんだよね?」

 「いや。読んでないです。」

「え?これから読むの?」

 「いや。読まないです。」

「ん?それは、一体どういうこと?」

 「私、2年生の時に読んだ本で、毎年感想文を書いているんです。」

「それはすごいな!そんな前に読んだ本の内容を覚えているのはすごいよ。」

と言いながら、笑った。


こいつはすげー猛者だな。


うちの娘たちが、いかに真面目な部類なのかということを思い知った瞬間だった。



ときおり、

「先生!」

と、俺のことを呼ぶ、子ども達。


「俺は、先生じゃないって。ただのパパだよ。みんなのパパと同じ。」

などと言ったりして、笑顔になる。



宿題を見ている合間に、ペットボトルロケットコーナーやスライムコーナーを見に行ったが、ものすごく多くの子ども達に参加してもらえていて、親じたちも含めて、みんながイベントを楽しんでいる感じだった。



午後の部のペットボトルロケット飛ばしでは、みんなが汗と飛び散る泥で、ドロドロになりながら、大はしゃぎ。



スイカ割りも盛り上がり、


かき氷は、準備しているときから長蛇の列ができあがっていて。

親じの娘(6年生)たちがかき氷のお手伝いをしてくれたり。




怪談話では、2年生の男の子が、

「もう~。早く初めてよー。俺、ぜんぜん怖くないからさ。」

とか言っていたのに。


ウソやズルをしていることを全部知っているお化けに、連れていかれそうな話をした後、

「おれ、帰ってもいいかな?ちょっと怖くなっちゃって。」

とか言ったりしてくれて。


その男の子は、親じたちが待機している部屋に移動すると、

「おれも片付け手伝うよ!」

と、妙にお利口さんになったらしい。




10時に始まった駆け込み寺は、16時過ぎに終了。


3年ぶりの開催は、大盛況で終わった。



子ども達と、これほどまでに濃く触れ合えるイベントに参加させてもらえることが、本当にありがたい。


子ども達と一緒に楽しむことで、自分も童心に返り、無邪気になれる。



この地域に住んで、娘たちがこの小学校に入学し、自分がこの親じ会に入会し、このイベントに参加する。

この貴重で、ものすんごく楽しい経験をさせてもらえていることが、本当にありがたい。




そして、イベント終了後は、親じたちでの打ち上げ。

参加した親じたちは、やっぱり自分と同じようにものすんごく楽しんでいたようで。

飲み会は日をまたいで続き。


明け方4時半に家に着いたときに、家の鍵を持っていないことに気付き。


家のピンポンを押して、奥さんを起こして、家に入ることに成功し。


奥さんに怒られながら、全裸になり。


そのまんまソファで寝た。




くっそ最高の夏休み、まじでありがとう。




さてと。
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