夜中0時に町内会館から汗でドロドロになりながら帰路につく。
酔っぱらって火照った体を夜風が冷ましてくれる。
この感覚。
実に3年ぶり。
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町内会主催の夏祭りが開催されたのだ。
毎年親じ会では、ご近所の3つのお祭りに出店させて頂いていた。
6月頃、今年は、その3つ全ての町内会のお祭りが開催されるとのことで、親じ会に出店の協力要請がきていた。
でも、7月から始まったコロナ第7波の影響により、あれよあれよという間に、それぞれの町内会が
「夏祭り中止」
の決定をした。
寂しい限りだよ。。。
そんな中、開催の英断をして下さった、この町内会。
聞くところによると、
反対意見も多かったようだが、夏祭りの企画部長である、
「元PTA会長 兼 小学校の園芸部 兼 初代親じ会局長」
が、同じ町内会の仲良しメンバーである、
「薄めのトシちゃん」
「酒好きのMr.ミゾ」
「元ヤンキー的な料理人」
と協力しながら、各所と調整して、今回の夏祭り開催にこぎつけられたとのこと。
このおっさん達の持つパワーは、半端ない。
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親じ会の祭りの準備は、1か月くらい前から始まる。
焼き鳥、焼きそばの食材の調達。
町内会の集会に参加しての打合せ。
1週間前の祭り会場の公園の草むしり。
前日の祭り会場の設営。
当日朝も設営。
みんなで役割分担して、それぞれがボランティアで様々な活動をし、実現している。
でも、みんなやらされている感じではなく、自ら楽しみながらやっている。
俺、まじでこの人たち、みんな好きだわ。
夏祭り当日。
朝9時に公園に集合して、設営。
2時間ほど準備。
今日も暑くなりそうだ。
一度家に帰って、昼飯を食べ、準備のために15時前に公園に集合。
自分の担当は
「モルック」
という、木の棒を投げるボーリングのような遊び。
これ、無料。
祭りは17時開始だったのだけど、気合入っている子ども達が何名か15時過ぎにやってきて。
ずーっとモルックする。
モルック担当の自分がその子たちと一緒に遊ぶ。
このモルック。
木で倒した木のポールを何度も立ち上げる必要があるんだけど、この動作が地味に足腰にダメージを与えるのだ。
祭りが始まる17時には、すでに俺は疲れ果てていた。
焼き鳥は、そうそうに売り切れてしまい。
1パック200円という、破格の焼きそばも大人気で。
最期まで列が絶えなかったモルックは、何度も何度もチャレンジして、めちゃ上達した男子3人が、
「モルックマイスター」
の称号を得て、俺らの手伝いをしてくれた。
モルックマイスターの子ども達には、焼きそばをプレゼントした。
うちの3人娘も高校1年生の長女を筆頭に、みんな夏祭りを楽しみにしていて。
しっかり3人で参加。
3年ぶりに会う親じたちに、
「ウッディの三姉妹が、すげーデカくなってる!」
とイジってもらってて、おっさんたちとの会話も、そこそこ楽しんでいたみたいだ。
3年ぶりの祭りは、地元の多くの皆さまが楽しみにしていて。
それはそれは大盛り上がりで。
ちょっと離れたところから、その盛り上がりを見ては、少し涙を流したりしていた。
祭りのシメには、ちょっとした打ち上げ花火までやって、会場から大きな拍手とともに、祭りは終わり。
20時に終わってから、片付けは21時半過ぎまで。
22時頃から、町内会館で、町内会の方と親じ会の数名で、プチ打ち上げ。
この祭りを開催するまでのご苦労を聞いたりして。
祭りのいろんな一面を聞かせていただいて。
みんな、笑顔だった。
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この3年間。
えらい人たちが、
特に効果のない制限を作ったり。
様々な意味不明なルールを作ったり。
それに翻弄された、うちらは。
ものすごく大事なものを失ってきたんじゃないだろうか。
失ってきたものは、人生の潤いであり、豊かさなんじゃないだろうか。
この豊かさを徐々に取り戻していくために、自分も精一杯やっていこう。
そんなことを思えた、3年ぶりの夏祭り。
翌朝。
俺は、起きたら、全裸でソファの上にいたのだった。
まじで、最高の一日。
さてと。
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