俺は、ランナーだからなのか、新型コロナウイルスの影響による、マラソンの中止に関する情報には、ものすごい勢いで触れている。
今週末から3月初旬に予定されているマラソン大会が、軒並み中止になっている。
ランナーには、勝負レースがある。
その勝負レースが中止になったとしたら、その落胆は計り知れない。
俺の走る予定の、静岡マラソン、板橋シティマラソンは、2020年2月19日現在、協議中というステータスだ。
もしレースを走れなかったと分かった時、どんな気持ちになるのか、ちょっと想像がつかない。
でも、とりあえず時間があれば走るし、トレーニングも続けている。
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マラソンばかりやり玉に挙げられているように見えてしまうが、調べてみると、そうでもない。
www.eventbiz.net
でも、イベントを中止にするよりも、通勤ラッシュの問題をどうにかする方が、よっぽど効果は高いかと思う。
うちの会社は、新型コロナウイルスの影響を受けて、
「時差通勤、在宅勤務を推奨する」
ということにはなっているが、いまのところ、在宅勤務を使っている人は、全体の1割にも満たない。
「推奨する」という言葉には、何も意味がないのだろう。
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2020年2月19日現在。
日本国内での感染者数は、74人。
ダイヤモンド・プリンセス号は、542人。
ちなみに、本日の時点で、上海の感染者数は、333人。
2~3週間前からの上海の様子を綴っている記事がある。
jbpress.ismedia.jp
感染者数が、今の日本と同等くらいの時期から、上海の街は閑散としていたようだ。
今の日本は、上海と比較すると、これまで通りの生活を維持できていると思われる。
今後、増え続けるであろう、日本での感染者数。
というか、これまでは、1日に検査できる数が300人程度で、ダイヤモンド・プリンセス号を優先させていたこともあり、国内での感染者数はあまり増えなかったと思われる。
検査体制が強化されてくると、感染者数は今で以上の速度で増える可能性が高い。
予防するためのワクチンがなく、効果のある薬もない、未知の病気が相手だ。
そんな状況の中、自分がイベントの主催責任者として、
「イベントやります!」
って言えるだろうか。
もし自分だったら、言えない。
イベントを楽しみにして下さっていた参加者が多くいることを理解できていても、それ以上にリスクが大きいと判断してしまう。
中止も英断。
開催も英断。
中止は、参加者およびスポンサーなどの営利団体との調整。
開催は、世論や、開催後に感染者が出た際の責任問題との戦い。
どちらも辛い。
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今の状況、今後の対策を、自分でしっかり考えるために、客観的に見れる情報を紹介しておきたい。
まずは、今の感染者数などをリアルタイムに可視化しているジョンズ・ホプキンズ大学のサイト。
PC向け
Operations Dashboard for ArcGIS
スマホ向け
Operations Dashboard for ArcGIS
各地域の感染者数だけでなく、回復した方の数まで分かる。
こちらは、感染症の専門医の高山義浩さんの記事。
www.huffingtonpost.jp
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新型コロナウイルスは、潜伏期間が長いことが大きな特徴に思える。
元気に見える人も、実はウイルスに感染している可能性があるということだ。
これが、感染者数を増やしてしまうことに大きく寄与していると思う。
致死率は2%程度。
実際は、もう少し低い可能性もあるようだ。
重症化しているのは、高齢者やもともと持病をお持ちの方ということだが、若い方でも40度の熱が1週間程度続いたという情報もある。
もし、かかったら、薬なしで、インフルエンザを耐え忍ぶくらいの辛さは、覚悟しておいてもいいのかもしれない。
子どもの生活、家庭に、ウイルスを持ち込みたくない。
絶対に。
今、自分にできることは何なのか。
上っ面だけの情報に踊らされることなく、しっかりと自分で調査・分析して、やるべきことをしっかりと続けたいと思う。
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