「つかもうぜっ!ドラゴンボール!!」
小学生の頃。
水曜日の19時は、一番楽しみな時間だった。
大好きなアニメ「ドラゴンボール」が放送される時間だったから。
どんな願い事でも叶えてくれるドラゴンボールを探す冒険。
そんな素敵な冒険がこの世の中にあるのかもしれない。
いつか自分も「かめはめ波」を打てるかもしれない。
すっげーワクワクしていた。
でも、いっときから、あまりアニメは見なくなり、少年ジャンプで読むだけになってしまった。
ドラゴンボールが、
「死んだ仲間たちを生き返らせるためのツール」
と化したあたりから、冒険感がなくなり、面白いんだけど、なんだかなぁって思っていた。
なんか、いつの間にかドラゴンボールが集まってるし。
それでも、「ドラゴンボール」は、大好きな漫画であることは間違いない。
*****
アニメ「ドラゴンボール」で、神龍に願いを叶えてもらったのは、
「ウーロン」
だ。
その願いは、
「ギャルのパンティおくれ。」
ウーロンが、この願い事をタッチの差で、早く伝えられたので、
「ピラフ一味」がもくろんでいた、
「世界の王になる」という願いは叶わなかった。
アニメを見ていた当時。
「なんだよ。ギャルのパンティなんかいらないでしょ。」
って強烈に思った記憶がある。
悪役だったピッコロ大魔王の願いは、
「永遠の若さ」
だった。
悪役だった頃のベジータとナッパの願いは、
「永遠の命」
だった。
ドラゴンボール史上、最強の悪役であるフリーザの願いも、
「永遠の命と若さ」
だった。
そんな中、悪役なのに、別の願いを考えていたキャラがいる。
「レッドリボン軍のレッド総帥」
だ。
「身長を伸ばすこと」
それが、レッド総帥の願い事だった。
分からなくもない。
けど、他にもなんか良い願い事はあったんじゃないかと思う。
*****
ドラゴンボールの物語のきっかけでもあるブルマ。
ブルマの願い事は、
「ステキな恋人」
その当時のヤムチャの願い事は、
「女の前であがらないようになること」だった。
だいぶ年齢を重ねたヤムチャの願い事は、
「恋人への高級ネックレス」だった。
「ヤムチャよ。なんどもドラゴンボールで生き返らせてもらっているのに、その願い事はないだろ。」
そう、強烈に思った記憶がある。
でも、もしかしたら、とっさに思い付く願い事って、そんなものなのかもしれない。
実は、自分が努力すれば、なんとか達成できてしまうようなこと。
自分の想像できる範囲のことなのかもしれない。
*****
空が真っ暗になり。
目の前に神龍が現れて。
「どんな願い事も叶えられる」という状況で。
でも、自分のライバルよりも先に願い事を言わなければいけない場面に出くわしたとして。
あなたなら、どんな願い事をするだろうか。
この1秒で、答えなければ、叶わないような状況で。
ていうことを考えると、思い付く願い事が、
自分が努力すれば、どうにでもなることばかりで。
ていうことは、努力をすれば、自分の可能性は無限大。
そう、思えた。
ドラゴンボールに感謝した日だった。
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