3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

ゲット・アップ・俺。そして3km全力走。

日曜日の深夜。

ふと寝返りを打った瞬間に、右手首に激痛が走った。


「!!!!」


言葉にならない痛み。


明け方まで痛みで眠れなかった。


寝る前に、少し右手首に違和感はあったが、こんなに痛くなるもんなのか?



これは骨折してるんじゃなかろうか?

って思った。



土曜日の日中、特に痛くなるような瞬間がなかったので、何が原因なのかさっぱり分からない。


日々、ヨガでダウンドックをやっている疲労が蓄積したのか?

土曜日の飲み会で、ビールジョッキで乾杯しすぎたせいだろうか?


痛みの原因がさっぱり分からん。



あまりの痛さで、鼻クソすら右手ではほじれなかった。



日曜日の朝、そっこうで整形外科医に行った。


骨折ではなかった。


でも、めちゃくちゃ痛い。


「ここんところの組織の炎症だね。」

って、手首の小指側の骨が映っていないあたりを指さしながら言われた。

「とりあえず、右手は極力使わないようにしてね。」

と。




骨折ではなかったことで一安心したが、痛い。


午後になり、左手一本でランパン&ランTにお着換えし、走りに出かけた。


15歩ほど走って、あまりの手首の痛みに戻ってきた。


腕を振る度に、右手首が痛いのだ。




「また、走れなくなるのか。。。」




この瞬間、心がポッキリと折れる音がした。




やっと右ひざ痛から復活し、ハーフ走も走れるようになり、港南区健康ランニング大会は昨年と同じタイムで走れ、


これから、神奈川、青梅、静岡と続くレース。


「さぁ、ここからだ」

という雰囲気が醸成されてきたというのに。


「怪我で走れない」

また右ひざ痛のときのような我慢の時間が続くのだろうか。



毎日続けていたヨガも、手首が痛すぎてできなくなった。


毎日続けていたう〇こも、右手で拭けなくなった。


完全にポッキリ折れた。



*****



湿布を貼り、なるべく右手を使わない日々が続いた。


心がポッキリ折れているまま。



でも、ポッキリ折れながらも、

「あきらめるな」

「あきらめるな、俺」

って、なんとか奮い立たせながら、モモ上げやつま先立ちをやり続けている。

座っているときの内転筋を鍛えるポーズもやり続けている。



そして今朝、水曜日。


いつものようにう〇こをしたら、無意識のうちに右手で拭いていた。


右手首は、そんなに痛くなくなっていた。



*****



右手の激痛で、走れなかった日曜日。


次の週末の神奈川マラソンのDNSが頭をよぎった。

それどころか、静岡マラソンも、もういいや、って思ってしまった。


意味不明な怪我ばっかりしていて、本当に悔しくて。

なんだか、走ろうと思うと辛いことばっかりな気がしてきて。

走ることの楽しさを思い出せなくなっていた。



でも、今日は右手首の痛みが少なくなってきているし、走る時間が取れそうだ。



あきらめるな。

まじで、あきらめるなよ、俺。


気持ちで負けてしまったら、ダメだ。


*****


手首の痛みがひいてきた水曜日。

この日は、前からずっと楽しみにしてた飲み会だ。

右手で箸を持てるようになったし、飲み会は大丈夫そうだ。


水曜日、飲み会のために、仕事を調整して、1時間早帰りした。


どうしても走りたかった。


仕事からの帰り道、

「俺、やってやれ。」

「やってやるんだぞ。」

と気合いを入れながら、右手首を揉みながら帰る。


家に着いて、そっこうで着替える。


行ってきた、いつもの坂ありの1.1km刑務所周回コース。

時間がないので、3km全力走だ。


しゃー、こらっ!!!
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腕を振る度に右手首が痛かったけど、我慢して走ってきた。

「くっそー!!」

って思いながら走った。



いいか、怪我くらいで弱気になるなよ、俺。

怪我は、絶対にいつか治るんだ。


怪我していたって、走るのが速くなるために、できることもあるはずなんだ。

絶対にあきらめるな、俺。

すべては、静岡のために。



ゲット・アップ・俺。


※タイトルは、俺の大好きなhassyさんのブログタイトルのパクリです。


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