3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

楓子、退院。小脳炎での入院1か月。

3月9日に、次女の楓子が「髄膜炎」の疑いで入院してから、31日が経った、本日。


4月8日。


楓子は退院した。


現時点での診断では、「自己免疫性急性小脳炎」という病気だ。


*****


楓子の容体をブログに書くかどうか、すごく迷ってました。


「万が一のことがあったとき、どうなってしまうんだろう。」


そう思って、葛藤しながら書いていました。


でも、ブログに書いたら、楓子がしっかり治って、家に帰ってきてくれるような気がして、ブログに書きました。


今、思うのは、楓子のことをブログに書いて良かった、ということです。



一時は、最悪のことも考えて、家に帰ってもずっと泣いていて、ベッドに入っても眠れず、日中に眠気で気を失うように寝ていたこともありました。

お守りを握りしめて、ご先祖様を想像して、何度も何度も楓子の回復をお願いしていました。


そんなとき、みなさまから頂いた、あたたかいメッセージ。


楓子はもちろん、妻も私も、ものすごく勇気づけられて、励まされて、助けられました。


本当にありがとうございました。


*****


入院してから、退院するまでの経過は、こちら。

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楓子の容体の推移



退院はしたものの、小脳の炎症は残っている。

病院でできる治療がなくなった、ということで退院ということだ。



楓子は、

・一人でつたい歩きはできるが、非常にヨタヨタしている

・体の動き、全体的に以前のような機敏さはない

・しゃべり方が、少し変

・体力が圧倒的になくなっている

・ステロイドの飲み薬の影響で、ほっぺたがふっくらしている

というあたりが、目に見える症状/状態として残っている。



また、ステロイドの影響で、免疫力が低下しているので、ほかの病気にならないように注意が必要だ。



そして、「オリゴクローナルバンドが陽性」という、全く聞きなれない何かが陽性ということで、再発、その他の難病、小脳萎縮などの可能性が捨てきれず、安心はできないらしい。

これを聞いた4月6日以降、恐ろしすぎて、また眠れなくなった。



数日前までは、退院しても外来で病院でリハビリを受けられるはずだったが、緊急事態宣言が出たことにより、外来での受診ができなくなってしまった。

リハビリは、自宅で、家族で行うことになる。


今後は、

後遺症を残さないためのリハビリを継続し、

免疫力が低下しているから、他のウイルスを持ち込まないよう細心の注意を払い、

再発していないか、その他の症状が出てこないか、日々経過観察を行う。



非常に不安だ。



でも、何よりも楓子は、うちに帰ってきてくれた。

もう、病院に毎日通う必要がなくなった。

娘たち3人の笑い声が聞こえる。



いいよね。ほんとに。



以前のように、3人娘は、iPadの取り合いで、喧嘩している。

喧嘩していたかと思ったら、3人でYoutubeを見て、爆笑している。

「何見ているの??」と近づいてみると、「パパ、キモイからあっち行って!」と蹴飛ばされる。



そんな日常が、突如、もろくも崩れ去ることがあるという経験をした今。

前よりもずっと、同じことでも、幸せを感じられるようになった。



「楓子、本当に本当に退院、おめでとう!!」



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