エリウド・キプチョゲ。
2019年1月現在、世界最速のマラソンランナーだ。
その公式記録は、2018年9月16日のベルリンマラソンで記録した、
2時間01分39秒
42.195kmを、1km2分53秒のペースで駆け抜けたということだ。
また、2017年5月6日には、非公式の記録ではあるが、ナイキの「Breaking2」プロジェクトの中で、
2時間00分25秒
という、あわや2時間を切るかというタイムで走り切った。
そんな、キプチョゲが、どんな練習をしているのか。
すげー気になりませんか?
走ることが練習の中心であることは確かだが、キプチョゲは、「Strength Training」も行っている。
Strength Trainingを直訳すると「筋トレ」になるのだが、一般的にイメージする「筋トレ」とは少々違う。
その「筋トレ」の様子が公開されているどうががこちらだ。
この動画は、キプチョゲの友人のMeschakさんが、作成したようだ。
この動画作成当時、Meschakさんは仕事を欲しており、キプチョゲが宣伝してくれたようなことが、最後に記されている。
また、この動画には、キプチョゲの「筋トレ(Strength Training)」に対する考えが述べられている。
Eliud treats running as activity with very low weights and very high number of repetitions.
And he is trying to replicate it in a gym, with more emphasize on strength than duaring ordinary run.
訳:全力中年
Eliud(キプチョゲ)は、ランニングは、とても小さい負荷をとても多くの数を繰り返す運動だと考えている。
彼は、日常のランニングよりも「Strength」が重要だと考えのもと、ジムの中で小さい負荷の繰り返し運動ができるように試みている。
※もしかしたら訳が間違っているかもしれません
動画の中では、リズミカルな音楽に合わせて、選手たちが踏み台昇降のような低い台を繰り返し上り下りしている運動がひたすら行われている。
キプチョゲは、このリズミカル踏み台昇降を、両手に軽めのダンベルを持って行っている。
さらに、キプチョゲの日常のルーティンが紹介されていた。
15分 ウォームアップ
1時間 リズミックダンシングとジャンピング(リズミカル踏み台昇降)
45分 低いウェイトでの筋トレ
30分 General Fitnessと柔軟性
動画で紹介されているリズミカル踏み台昇降を、実に1時間も継続して行っているとのことだ。
実際に、自宅の前の縁石で5分くらいやってみたが、これを1時間続けるのは、精神的にも肉体的にもかなりつらい。
なお、
45分 低いウェイトでの筋トレ
30分 General Fitnessと柔軟性
が、具体的に何を行っているのかは、残念ながらこの動画からは不明だった。
だが、こちらのキプチョゲとMeschakさんと思われる写真の背景には、腹筋や背筋を鍛えるものや、サドルが傾いているが自転車的なトレーニングをするものが写っている。
ということで、マラソンが速くなるためには、走ることはもちろんだが、筋トレするにも小さい負荷で長い時間をかける必要があると言うことなのかな。
一朝一夕には、マラソンは速くなれない。
日々の小さな積み重ねが成果につながる。
コツコツやれば、必ず成果がでるはずだ。
さぁ、今日もコツコツとビールを飲みますかね。
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