ここ最近、フォームを意識しながら走っている。
特に意識している点は、
「脚を前に運ぶのではなく、脚を真上に上げる」
こと。
これは、遊脚(空中にある方の脚)の慣性モーメントを下げ、脚の回転をより楽にすることに繋がる。
同じ重さの棒でも、棒の先におもりが付いている棒よりも、棒の手前におもりが付いている棒の方が持ち上げやすい。
これと一緒で、脚をなるべく折り畳みながら回転させる方が、より小さい力で回転させられる。
この意識を強く持つようにしたのは、オークさんのブログのエントリーを年末に読んでからだ。
hashirunoha.blog.jp
オークさんのブログの「走り方」カテゴリーには、オークさんが自ら描いている美しい絵とともに速くなるためのフォームに関する知識が多くつまっている。
非常に参考になる情報が多いので、ぜひぜひ読んでいただきたいと思う。
その絵の美しさだけで、ご飯3杯は食べられる。
以前、横浜市スポーツ医科学センターでのフォーム診断で、後ろ足の蹴り上げが小さいことが課題だと感じ、着地位置が体の前過ぎる点を指摘されたことがある。
www.all-out-running.com
「後ろ足の蹴り上げが小さいこと」は、「脚を真上に上げる意識」を持つことで、改善されるのではないかと考えている。
なお、「着地位置が体の前過ぎること」は、オークさんによると、スピードの速いエリートランナーならば問題ないが、スピードの無いランナーならば、あまりよろしくないとのこと。
着地位置は、体の真下を意識することが重要とのことだ。
で、昨晩、坂道が多い周回コースで、フォームを意識しながら1時間のランニング。
ちなみに、坂道が多いコースを走ることで、心拍数の上下に対する耐性を付けられ、さらに上りと下りで別の筋肉を刺激できるので、練習ではなるべく坂道が含まれるコースを走るようにしている。
我ながら綺麗なビルドアップ。
心拍数のグラフは、上り坂と下り坂に合わせて、激しく上下している。
「脚を真上に上げる意識」をより後半に強くして、ピッチもストライドも上げるようにした。
ピッチが上がることで上下動は抑えられる。
後半に行くにしたがって、上下動がどんどん小さくなっている。
ほぼ一定だが、後半の方が少しだけ接地時間が短くなっている。
で、「脚を真上に上げる意識」を強く持つようになってから、走った後のハムストリングスの筋肉痛が強い。
練習中のフォームを動画で確認できていないのだが、おそらく、遊脚の折り畳みが以前より行えるようになってきているのではないかと思う。
そして、本日。
朝起きたら、OTTの走りを動画で見て下さったオークさんから、直筆のフォーム診断をいただけた。
「脚を真下に着地させること」
「下肢を下すタイミングは、膝が前から折り返した後にすること」
オークさん、ありがとうございます!!
めちゃくちゃ嬉しいんですけどっ!!
早速走ってきますよっ!!
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