高校生の頃、男だけが集まると、イチモツのサイズの話になることは、茶飯事だった。
「〇〇君のは、すげーぞ。」
「××君は、周りの肉に隠れちゃってる。」
なんて感じだ。
俺は、そんな話題には、あまり加わりたくなかった。
水泳の授業の時も、なるべくコソコソ着替えていた。
*****
この前の土曜日の夜、「キングオブコント2019」で「どぶろっく」が見せたネタ。
「大きなイチモツを下さい。」
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相当に笑わせてもらった。
歌のうまさが、半端ない。
中1の長女、小4の次女、小1の三女が、
「イチモツって何?」
と声を揃えて聞いてきた。
一瞬、躊躇したが、きちんと説明しておいた。
3人娘は、爆笑しながらネタを見ていた。
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困ったもんだよ。
ネタを見た後も、「イチモツの歌」が頭の中で流れ続けている。
翌朝もずっと、頭の中では、「イチモツの歌」。
朝のお小水をすませ、トイレから出てくるときに、頭の中の声が、我慢できずに口から音となって出てしまった。
「大きなぁ イチモツを 下さい!」
窓が開いてるから!と、奥さんに怒られた。
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高校生の時、肌寒い夏の水泳の授業中、俺の股間は、収縮していた。
寒い時のプールでの、イチモツの縮みあがりようについては、男性であれば、みんな経験したことがあるだろう。
縮みあがった状態でのお小水にも苦労する。
その日、その「ドリル具合」を確かめようとする、悪ガキ「ブラモン」がいた。
「ブラモン」は、帰国子女でサルっぽいということで、ブラジルからきたサル、「ブラジルモンキー」というところから由来しているあだ名だ。
「ブラモン」は、タオルで隠しながら着替えていると、タオルを奪い去り、
「これは、3ドリル!」
「〇〇くんは、2ドリルっ!!」
とか。
まじで、面倒な奴だ。
こいつにドリル評価をされるわけにはいかないと、速攻で着替え終わって、俺は難を逃れた。
すると、俺と同じようにコソコソと着替えていて、既に着替え終わっていたはずの「坂西君」が、ブラモンを中心とした悪ガキ連中に、ズボンを脱がされていた。
サカは、脱がされないように必死だった。
だが、最終的には、そのドリルが、あらわになった。
「サカは、0.5ドリルだぞ!」
俺は、0.5ドリル以下かもしれない。
みんなの前で笑われたくない。
脱がされるわけにはいかない。
そんな恐怖すら感じていた。
そんな思い出。
俺は、大きなイチモツが欲しい。
こんなイチモツトークになるたびに、
俺は、大きなイチモツが欲しい。
そう思っていた。
*****
どぶろっくのネタの中では、こんな一節もある。
「男よ。イチモツは、大きさではない。」
分かってはいる。
分かっているつもりだ。
でも、心のどこかで、大きなイチモツに対する憧れを、俺は持っているんだと思う。
「すべては、愛さえあれば、、、愛さえあれば、、、」
だけど、、、、
大きなイチモツを下さい!
まじで、笑わせてもらった。
最高の休日だ。
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