3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

始動。

iPhoneで、昔作ったプレイリストを聞いていると、

山崎まさよし

One more time, Once more chance

が流れてきた。

One more chance
記憶に足を取られて

One more chance
次の場所を選べない


いつでも探しているよ
どっかに君の姿を
向かいのホーム 路地裏の窓


ブログをやめてしまって以降も、ふとしたときに、ブログのネタを探している自分に気付かされる。

「あ、俺、ブログやめたんだった。」



走ることもできなくなり、ブログも書けなくなり、

自分が楽しく生きていくための趣味というか、余暇の過ごし方を探していた。



みんなと楽しく走ったり、飲んだり、自分の書いたブログに楽しくなれるようなコメントをいただけたり。

あの頃と今とのギャップの凄まじさに、その重さに、押しつぶされそうになりながら、必死に生きている。



そんな今の状況を打破できるのは、結局、自分だけで。

自分が何をするかによって、自分の未来は変化する。

誰かに相談したところで、結局は、自分で答えを出して、自分で道を作るしかない。


それが分かっていても、動き出せない。



*****



そんな中。

いくつかのブログを読んで、少し走ってみたくなった。



PPさんの書く、「はらくだしPPの大問題」
harakudashipp.blog.fc2.com

ランニングをしている人は全員がレースに出ていて、1秒でも速く走りたいと思っていたけど、そんなことない。

通っているスポーツジムのエアロビクスのインストラクターはキロ5のスピードで月に300キロ走っている。

~~~~

レースに出ること前提にしてない人は欲がないから無理をしない。

無理をしないから故障もしないんだよね。

走ることを手段ではなく目的にしていれば、その1秒を削り出さなくてよいのなら、

もっと走ることに、走れることに、喜びを感じられるのかもしれないな。

そうだ。

「サブ3」ということを意識して走るようになってから、自分は色々と崩れ始めた。

思うようにならない走るための時間。

走ったとしても、故障。


タイムを気にせず、レースに出るとか、誰のほうが速いとか、気にせず。

「走ること」

それ自体を楽しむことを忘れていたんだ。



ムネコフさんのブログ
blog.livedoor.jp

別に、誰に頼まれたわけでもないのに、ただの趣味なのに、休日の早朝、
しんどい平日の夜、ある時は不安を感じ、ある時は罪悪感も胸に抱え、
それでも何かを成し遂げたくて、ありふれた普通の日常から
一歩でも半歩でもはみ出してみたくて、オレは走っています。


自宅と勤務地の往復。

自宅の中で、リビングから書斎の往復(在宅勤務)。

そんな日常に変化を与えたいと思う人は多いだろう。

そこに、走ることがあれば。

3kmでもいい。

走ることがあれば、普段が、非日常に変わるかもしれない。



キクチヒロシさんのブログ
www.kikuchiroshi.com

現在のキクチは、といえば。
マラソンはすっかり過去のもの。
「諦めた事実」でしかない。

いまようやく、じぶんの走る楽しみ方を以前とは違う角度から見つけられつつあって。
それは、何らかを諦めたからこそってのもあるし。
逆に、もし今も以前のまましがみついてたら、ただただ苦しみみたいなものが大きくなるだけで、それってダメなほうの頑固なだけじゃねえの?っておもったりもするから。

走ること自体の楽しみ方は、人それぞれだということを改めて教えてくれた。

自分はまだ、いや、もっと、速く走れるかもしれない、そうは思っているけども。

でも、タイムだけを追い求めて、「それがダメだから走るのをやめる」という選択をするのは、あまりにも損だな、と思った。



揚子江さんのブログ
ameblo.jp

夫は、他人からどう見られたっていいと思ってるし

どう思われたってかまわないって人。

良い人に見られたいとか、嫌われたくないって気持ちがまったく無いから

打たれ強いしめちゃくちゃメンタルが強い。

俺も、他人からどう見られてもいいと思いたい。

打たれ強くなりたい。

嫌われたっていいと思いたい。

ここまでになれるかは、分からないけど、自分と無関係の連中にどう思われようが、何を言われようが、その人たちが何をしていようが、気にしないようにしたいと思った。



極めつけの、ユキねえさんのブログ
ameblo.jp

「ブログなんてさ、マス○○○○○○○(下品なので伏字)なんだから、周りを気にせず書きたいことを好きなように書けばいいじゃん。」(但し最低限の社会性、マナーは必要だとは思う。)

「万人に受けるなんてありえないんだし、それで嫌われようが引かれようが何を思われようが関係なくない?」


何度読んでも、ガツーンって来る。

やっぱ、これだね。



*****



自分がブログを辞めた理由。


その大きな理由は、一つある。


その他、些末な理由として、ブログに変なコメントをもらったりすることで、ストレスが大きくなったからという感じだ。



でも、どちらの原因も、今の俺には、いや、これからの俺にも、無関係で。

それぞれの原因になった人たちは、俺のことなんか、何も気にせず、それぞれの人生を楽しく生きているようだ。

それは、嬉しくもあり、悲しくもある。

でも、俺が、そんな人たちを気にして、損をしてしまうわけにはいかない。




強がり。

ときには、強がることも大事だ。




自分が、自分が本当に大事にしなければいけないこと。

そのために、自分が楽しくならないと。



しばらくは、不安定な低空飛行だとは思うけれど。

それでも、何かを。

心から楽しめる、何かを。



今朝。

まだまだ不安定だけど、朝早く起きて、奥さんと子供たちが起きてくる前に、走ってきた。

1か月以上走れていなかったことに、驚かされる。
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たった3kmだけど。

走った後は、汗が止まらなくて、シャワーの後、パンツ一丁で娘たちと一緒に朝ご飯を食べた。


「あ、これって、楽しいし、非日常だよね」

って思った。



俺、楽しむよ。

人生を。



ブログを辞めると書いて。

ブログにコメントを下さった25人の方。

LINEにメッセージをくださった方、5人。

オンライン飲み会で、気にしてくださった方々。


そんな30名ちょっとの方が、自分のブログを読んでくださるのであれば、ブログを書く意義はあるし、

自分には本当にありがたい。



少しずつ、前へ。



少しずつ、前に。
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