3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

4週間で450km走って初めて分かったこと。

漫画スラムダンクで、桜木花道は、ジャンプシュート2万本の練習を積んで、初めて分かったことがあった。


それは、ライバルである流川楓のシュートの凄さだった。
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俺は、ここ毎日のように17kmを走っている。

そして、ここ4週間での走行距離が、ついに、

454.7kmになった。
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これだけ走ってみて、初めて分かったことがある。



以前は、月間走行距離が、400kmや500kmを超えるような方を見ても、

「なんか、すげーな。」

くらいにしか思っていなかったが、今だからこそ感じて、分かったことがあるんだ。





それは、月間500kmとか走る人は、

「暇」

だ、ということだ。



毎日の17km。

これは、準備とその後のシャワーとかを含めると、ざっと2時間程度を要する。


起きている時間のうちの2時間。

これは相当に大きい。


朝7時に家を出発して仕事をして、夜10時に帰ってくるような生活をしている場合、その2時間を捻出するのは、相当に困難だ。


そんな生活の中で、こんな距離を走っているとしたら、いずれ体を壊すだろう。




昨年の今頃、大好きだった後輩君が転職してしまい、激務だった頃。

サブ3を目指して、無理矢理たくさん走ろうとして、体と心のバランスを失ったことがあった。




俺が今、これだけ沢山の距離を走れているのは、

「在宅勤務」

があるからだ。



在宅勤務になり、朝の準備の時間と、往復の通勤とで、少なくとも3時間は自分の時間が増えた。


結果、自分の時間ができて、いわゆる「暇」な時間ができた。


だからこそ、こんだけ走れたと思う。


ランを生業としていない人で、月間500kmを超えるような人は、俺も含めて、「暇」だと思って、まず間違いないだろう。


暇だからこそ、ツイッターにもかなり頻繁に登場するし、ブログの更新も多くて、なんだか多くの人がめちゃくちゃ走っているように感じてしまうんだと思う。





そう。


俺は今、「暇」だ。





だから、

「自分は、月間400kmも500kmも走れないよ」

と、思っている方。


それは、たぶん、ラン以外の部分で、生活が充実しているからなんだと思う。




かつての俺が、そうだったように。






でも、ほんとは、俺は、月間走行距離が120km前後だった頃に戻りたい。


ラン以外の生活が充実していたあの頃に。


本当に戻りたい。





今の俺は

「暇」という

どうしようもなく寂しく

空虚な時間を

ジョグで埋めているだけの男だ。






でも、「暇」である以上、今は。


意識をランニングに全部振ってみたいと思う。


周りを気にせず、ただ、自分に集中。


突き進むのみ。



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