Googleフォトとかいうアプリは、頼んでもいないのに、1年前のあなたはこんな感じでしたよ。
って、動画やら、何枚かの写真をまとめた画像を、たまに送ってくる。
「あぁ、1年前は、こんなに楽しんでいたんだな。」
そう思える動画が送られてきた。
この2月の中旬以降、なんか色々あって、あんまり気持ちの整理ができていなかった俺は、その動画を見てたら、涙が出てきた。
自分の部屋で、その動画を見ながら、1人で泣いていた。
1年前。
俺は、トレイルランの大会に出ていたようだ。
1年前。
俺は、アスリートヨガで、みんなと楽しくしていたようだ。
1年前。
俺は、鎌倉まで横浜トレイルを駆け抜けて、ソフトクリームを食べていたようだ。
あぁ、楽しんでいたなぁ。
なんか、今の状況をあまり頭で理解できていなかった自分は、その動画をみて、今の悲惨な状況を認識してしまったようだ。
そして、涙がしばらく止まらなくなってしまった。
今の状況は、普通ではない。
でも、生きるために生活しなければいけない。
「この先に、希望はあるのだろうか。」
そんな疑問すら湧いてくる。
「あぁ、なんだろうなぁ。」
って思っていたら、三女の璃子が、部屋に入ってきた。
「パパ!パパにお手紙書いたから、読んでね!」
慌てて、涙をぬぐって、手紙を受け取る。
無駄にシールが貼られていて、開封しにくい手紙を開封する。
読む。
おう。
そうか。
俺は、「ちょこ」と遊んでいるときは、元気に見えるんだな。
「ちょこ」は、四女のチワワだ。
なんか嬉しくなって、俺はリビングに行き、三女と次女と長女とちょこに、ちゅーをしようとした。
そしたら、蹴飛ばされた。
俺が娘たちにちゅーをして、蹴飛ばされる感じは、1年前と変わらない、全力家の一幕だった。
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