「今日もナイスファイトでしたよ!」
と、バドミントンサークルの帰り際に、御年60を超える上手な方に言っていただけた。
そのおじさま、すっごく楽しそうな顔をされていたので、心からの言葉なのだろうと、素直にうれしかった。
バドミントンサークルには、親じ会の局長の
「老眼鏡をかける和尚」
も娘と一緒に参加していて。
うちの次女と同級生だから、お互いの娘たちも、毎週一緒に参加している。
このバドミントンサークルの初心者代表である、「老眼鏡をかける和尚」と俺は、プレイが思い通りにいかないことが多く、2人とも、
「失敗プレイの後に奇声をあげる」
という共通点を持っている。
ただ、今日は、「老眼鏡をかける和尚」がちょっとした手術をした翌日だったこともあり、ダブルスの試合に参加できず。
広い体育館には、俺の奇声だけが大きく響いていた。
俺の声、デカすぎるな、って思っていて。。。
こちらも帰り際に、「老眼鏡をかける和尚」から、
「どうしても声、出ちゃうよね。」
「でも、見ていてすっごく楽しかったよ。」
と、嬉しそうな笑顔で言ってもらえて、素直にうれしかった。
この日は、久しぶりに高校のバドミントン部に所属しているお子さんが参加して下って。
この子の動きは、他のみなさんとは段違いにキレッキレで。
参加してくださるときは、ずーっとこの子のプレイを見続けているのだけど。
ダブルスの試合の途中で、この子が足をひねってしまった。
一時騒然としたけれど、大事には至っていなかったようで。
それでもやっぱり心配だったので、帰り際にその子に声をかけた。
「まだ痛みはある?」
「はい。ちょっとだけ。」
「でも、ひどい怪我じゃなくって良かった。」
「すぐに治ると思うから、また来週も参加してね。」
その子は、小さく頷いてくれた。
すると、横にいたお母さんから、
「ありがとうございます。」
「私も、娘が小さいときに、このサークルに娘を連れてきて、〇〇さんが娘の練習相手をしてくれたんですよ。」
「だから、今、娘さんを連れてきている姿を見ると、懐かしい想いがします。」
って。
なんか、心があたたかくなって、素直にうれしかった。
今日は、「足柄男塾Tシャツ」を着ていったのだけど、「ぐわっT」のときは何もツッコミを入れてくれなかった奥様が、
「そのTシャツ、何ですか?」
「なんか、いいですね。」
ってツッコミを入れてくれて、こちらもうれしかった。
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長女が中学に入って、部活を何にするかっていうタイミングで。
「自分か奥さんが教えられるスポーツをやって欲しい」
って心のどこかで思っていたんですよね。
自分が高校でやっていた野球。
中学でやっていたバレーボール。
大学でやっていたテニス。
※テニスは、奥さんもやっていた。
高校の時、夢中でやっていたバスケ。
社会人になって同期のみんなでやっていた卓球。
大人になってからやっていたランニング。
「自分が、奥さんが、教えられるスポーツをやって欲しい」
って心のどこかで思っていて。
でも、娘が選んだのは、奥さんも自分も、全く経験がなかった、
「バドミントン」
だった。
当時は、ちょっとガッカリしてしまったけれど。
今は、長女に感謝している。
初心者レベルから、娘と一緒に成長できること。
これって、ものすごく稀有で。
貴重な経験なんだなって、今、実感している。
そして、今では毎週のように心に潤いを与えてくれるバドミントンサークルに参加するキッカケをくれて。
自分の人生の幅が、広がった。
娘たち3人の人生は、これからまだまだ盛りだくさんだ。
自分は42歳で、人生後半戦に突入したけれど、まだまだ、沢山の楽しみがありそうだな。
さてと。
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