3月3日はひな祭り。
日本には、このひな祭りの前に、「ひな人形を飾る」という文化がある。
男兄弟の自分には、全くなじみがなかったこの文化。
自分が3人娘の父親になってからは、毎年のようにひな人形を飾っていた。
「ひな人形を飾る」という風習は、
中国古来の風習と、日本古来の風習がミックスされた風習だという。
中国では、3月最初の巳の日にあたる「上巳(じょうし)の節句」の際に、水辺で身体を清め、災いをお祓いするという風習があり。
その風習が日本に伝わり、
「人形(ひとがた)」または「形代(かたしろ)」と呼ばれる、草木や紙で作った人形に、自身のけがれを移し、その人形を水に流すという風習に変わっていった。
一方、平安時代の貴族の子女が楽しんだ人形遊びで「ひいな遊び」と言うものがあって。
長い年月をかけて、上司の節句の風習とひいな遊びがミックスされ、
「ひな人形を飾る」
という風習ができあがったらしい。
ひな人形を飾る理由は、
子どもの健康な成長や幸せを願うこと
であると言う。
2020年の2月末頃。
うちの家は、これまでにない事態に襲われていて。
ひな人形を飾ることを完全に忘れていた。
でも、今年は、家族みんなでひな人形の飾りつけをできて。
以前のように心穏やかに家族で過ごせていることに感謝。
さてと。
にほんブログ村