先週はずーっと戦場にいるかのような1週間を過ごした。
火曜日、水曜日は、朝5時に起きて即座に仕事を開始。
22時半過ぎまで仕事。
木曜日は、4時半から仕事を開始。
そして21時過ぎまで仕事。
ふらふらになりながら仕事をした。
仕事の途中、おしっこに行く時間もないほどの打合せラッシュで。
週末も仕事のことが頭から離れない。
「俺は何のためにこんなに頑張るんだろうか」
そんな疑問がふと頭をよぎっては、考えないようにしながら、猪突猛進。
そんな中、なごむ瞬間が訪れた。
~~~~~
うちの会社では、
「職場ディスカッション」
という、総務部だったかな?が主催する職場内のコミュニケーション活性化の施策が例年あるのだ。
いくつかの事例が紹介されている資料を見て、その中のいくつかの事例を選んで、職場の同僚たちとディスカッションする、
という施策だ。
正直、「くそくだらない」施策だ。
毎年毎年実施されているのだが、さして盛り上がりもしないし、ちょっとディスカッションしたところで、
みんな、
「それっぽいことを頭良い人っぽくお話する会」
みたいになっている。
だが、今回は違った。
・男女の同僚の飲み会をテーマにした事例
・リモートワークをテーマにした事例
・上司が部下を叱責するシーンをテーマにした事例
・残業を内緒でしちゃう部下の事例
の4つのテーマが用意されていたのだが。
今回は、もっとも楽しくなりそうな事例を取り上げてディスカッションすることになったのだ。
そう。
「男女の同僚の飲み会をテーマにした事例」
だ。
ディスカッションに参加したのは、
女性2名と、
俺を含む男性2名。
俺はオンラインでの参加。
他の3名は、職場で参加。
俺の声はスピーカーを通して、職場内に響き渡っていたという。
女性1名は、26歳くらいの若い社員。
それ以外の女性1名と俺を含む男性2名は、いわゆる「おばさんとおじさん」だ。
テーマになった事例は、こちらだ。
男性社員は業務終了後、女性の同僚社員と二人で飲みに行きました。
共通の趣味の話で盛り上がり「2軒目に行こう」と誘ったところ、女性社員も「良いですね。行きましょう」と非常に乗り気で、2件目、3軒目とはしごするほどとても楽しい時間を過ごしました。
男性社員は帰り際「また二人で飲みに行こうね」と言ってハグしたところ、
「やめてください。そんなつもりはありません」
と言われました。
二人の言動の何が問題であったのか、皆さんで考えてみましょう。
おうおうおうおう。
面白いじゃないか。
このテーマを選んでさっそく、女性社員2名が俺に質問をしてきた。
「全力さんは、飲んだ帰り際にハグしたりしますか?」
と。
いいねぇ。
例年にはないようなエキサイティングな質問だ。
俺は、
「自分ですか?いやぁ、社内の方に対しては、絶対にそんなことしないっすね。」
「なんかあったら、その後、仕事を一緒にしづらいじゃないっすか。」
と、普通に答えた。
すると、女性社員は、
「え?じゃぁ、社内じゃなかったら『ハグ』するんですか?」
と。
いいねぇ。
これも、これまでにはないような、ホットな展開だ。
俺は、
「そうっすねぇ。。プライベートで、『これはあるいは、、、』って思ったら、ハグするかもしれないっす。」
と。
「『あるいは、、』ってどんな感じのときなんですか?」
このあたりで、お酒が必要な話題に突入した。
いやね。
この文章から読み取るに。
この女性社員、仕事上の関係で、ちょっと趣味の話で盛り上がったとしても、2人だけで、3軒目までいかないだろ。
と思う。
この文章から読み取るに。
この男性社員、例え盛り上がったとしても、「また飲みに行こうね」と同時にハグはしないだろ。」
「また飲みに行こうね」
「はい、ぜひ!」
の後に、もしかしたら、「ハグ」くらいな感じだろ。
いや、リーサルウェポンとして「ハグ」を繰り出すくらいな感じだろ。
と思う。
または、『ハグ』をしてしまうほどに、女性社員が飲みの中で、多大なる『隙』を見せていたのではないだろうか、
と推察してしまう。
または、普段の生活から、「この人、あるいは俺のこと好きなんじゃないか」と思わせる行動が随所に見られたのではないか、
と推察してしまう。
あるいは、この男性社員が、
「イタリア人」
だったんじゃないだろうか、
と推察してしまう。
いや、どちらにしてもだ。
女性社員は、飲み会で盛り上がったのであれば、多少のハグくらい、ちょっとしたジョークで返して欲しいし。
男性社員は、ハグをする相手をしっかり選んでからハグをしないさい。
と思うわけで。
そんなディスカッションをした。
仕事中に。
文字通り「朝から晩まで」仕事に追い回されていた日の、30分間の「職場ディスカッション」。
その30分間は、今の俺にとっては、必要かつ不可欠な楽しい30分間になり。
「では、みんなで近々飲みに行きましょう」
「ちょっとイタリア人風の格好をしていきますので」
「その時、万が一自分がハグをしたとしても、ちょっとしたジョークで返してください」
という、しょーもない俺の発言が、俺の職場内に響き渡っていたと、後々聞いたんだけども。
俺がものすごい楽しい30分を過ごせたという事実は変わるわけもなく。
そして、たぶん、みんな、すごく和んだ。
「あ、そうか。俺は、こんな同僚との楽しい時間を過ごすために、きっつい仕事もできているんだ」
とか、思いましたとさ。
さてと。
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