このブログを始めてから、3年が経った。
自分が速くなるための練習方法を、様々な文献を読んで整理して、それをブログで発信しよう。
たぶん、整理した情報は、自分以外の速く走りたい人にとっても有用な情報なはずだ。
最初は、そんな気持ちだったような記憶がある。
時間が取れず、走行距離は短く。
それでもなんとか大会でサブ3.5を達成できたことは、いい思い出だ。
あの頃は、多くの方と走ることや飲み会でもご一緒させていただいて、世界が一気に広がり、
「こんな普通のおっさんが、これほどまでに楽しくなっていいのだろうか」
そんな気持ちだった。
今は、タイムを追い求めるようなランニングからは、距離を置いて過ごしている。
そこに、悔しい気持ちはあるのだけど。
今や、俺のブログは、ランナーの方には、何の有効な情報も価値もないブログになってしまった。
それでもなお、1日に2000アクセスもあるって、、、
読んで下さっている皆さんは、今の横浜の全力中年に何を期待して下さっているんでしょう?
この3年。
「多くの方が読んで下さっている」
「だから、根拠レスで不確かな情報はあまり書かないようにしよう」
「理解しやすい形で表現しよう」
って、そんなことを考えていて。
自分が速く走れるようになりたいことが第一だったけども、
多くの文献を読んで、それを整理して、ブログに書く、
という作業を続けてきたことで、自分は、非常に多くの知識を得ることができた。
多くの知識を得られたことは、ブログを継続してきたからこそ、だと思っている。
また、この3年間で、多くの方と知り合うことができた。
一緒に遊んでいただいて、本当にありがとうございます。
でも一方、ちょうど1年くらい前に、ものすごく悲しいことがあって。
その出来事は、今でもトラウマになっている。
このトラウマもあって、昨年は、良く泣いた。
「全力が泣いた!」
ってな。
「全米が泣いた!」ばりに、何の意味もないことくらいに、良く泣いた。
人間ならば、「誰しもが変わる」ことが真理。
自分は、全面的に人の言葉を信用してしまうようなフシがある気がしていて。
その人の言葉を信用して、期待して、
って勝手に自分が期待してしまったのが悪いんだろうな。
これまでの人生の中で、味わったことのないような悲しさを味わって、そこから何とか立ち直って、人間的に強くなれた。
ような気がする。
もしかしたら、以前のまま、弱いまんまかもしれないけれど。
その立ち直る時間に、近くにいてくれた人のことは、ずっと大事にしたいなぁと思う。
なにゆえ、これほどまでに苦しい想いをしてまで、ランニングのブログ界隈にいまだにいるんですかね。
僕は。
たぶん、それは、たぶんなんだけど。
やっぱり、走ることが好きだからなんだろうな。
そして、このブログを通して出会えた人達と、一緒に、ものすごくエキサイティングな時間を共有させていただけているからなんだろうな。
いつも、ありがとうございます。
だから、これからも誰かに期待して、誰からかにされた期待に応えるべく過ごしていこう。
さぁ、ブログ、4年目に突入だ。
さてと。
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