先日の佐野金での話。
トレイル大好き娘のこゆみさんは、こうおっしゃってくださった。
「全力さんが、娘さんとバドミントンしているの、すっごく良いと思います!」
と。
「私、父のこと大好きなんです!」
と。
そして、こゆみさんは、ご自身のエピソードを語ってくださった。
こゆみさんは、中学生の頃、
「ヤンキーになっちゃわないように」
と、何かスポーツに打ち込もうということになって、
スピードスケートを習うことになった。
ヤンキーにならないように?
なぜ、スケート?
と2つの疑問が湧いてきたが、まぁ置いておいた。
その送り迎えを担当したのが、こゆみさんのお父さん。
最初のうちは、車で送って、スケートリンクの周りで見学していたが、そのうちに、時間がもったいなく感じたらしく、お父さん自らスピードスケートを習い始めたらしい。
スケートリンクまで、毎日のように一緒に通い、一緒に練習。
お父さんは、シニアの大会に出るほど、スケートに打ち込んだと言う。
そして、こゆみさんが大人になって、トレイルランを始めると、お父さんも山を走り始めたと。
お父さんは、80歳を超える今も、走っていらっしゃるらしい。
多感な中学生の頃に、お父さんと一緒にスケートをやっていたことで、お父さんとの距離が縮まり、
こゆみさんは、今でも
「私、父のこと大好きなんです!」
と元気に言えるくらい、お父様のことが大好きということだ。
原パンさんとこゆみさん、2人きりでトレイルに行っても、こゆみさんの旦那さんは嫉妬なんかしないし、むしろ原パンさんに感謝していると言う。
「無事に帰還できたのは、原パンさんのおかげです。」って。
でも、こゆみさんのお父さんの話になると、旦那さんは嫉妬しちゃうと言う。
「俺も娘の旦那さんに嫉妬されるくらいに、娘に好かれてる父親になりたい。」
そう思った。
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おとといの話。
長女の桜子が夕食のときに、こんなことを言っていた。
「今日部活行ったらね、『らこ、スマッシュ、うまくなったね』って言われたんだよ!」
桜子、むっちゃ笑顔。
確かに、ここ最近、桜子はスマッシュがそこそこ打てるようになってきたし、俺のスマッシュをレシーブできるようになってきていて、上手になってきていると思っていた。
ちなみに、桜子のあだ名は、幼稚園の頃から、
「らこちゃん」
「らこ」
の頻度が高い。
そして、
「でも、今日やったN字ノック、うまくできなかったんだ。」
「パパ、明日、体育館行ける?N字ノックやって欲しいな。」
って。
むむ。
明日か。
明日は、在宅できないんだよな。
そして、何? N字ノックって?
でも、
「娘の旦那さんに嫉妬されるくらいに、娘に好かれてる父親になるため」
に、いつも以上に早く出社して、全集中して仕事を片付けて。
こんなに父のことを頼ってくれるのは、今だけかもしれないから。
桜子とバドミントンをしに体育館へ。
N字ノックとやらもやって。
バドミントンから帰宅すると、三女の璃子は、
「ねぇパパ、璃子とはいつ一緒に走ってくれるの?」
と。
「パパも、そろそろちゃんと走るから、また明るい時間に一緒に走ろうね。」
就寝前には、次女の楓子の勉強に付き合って。
すべては、
「娘の旦那さんに嫉妬されるくらいに、娘に好かれてる父親になるため」
娘たちの成長を、一番近くで応援できるようになろう。
少しずつ、前へ。
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