3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

サブ40ランナーによる全力のランニングフォーム診断。

先日の山下公園でのうっちー練にて、Hiroさんが、参加者のランニングフォームを動画で撮って下さった。
www.all-out-running.com


Hiroさんが撮って下さったので、Hiroさんだけ動画に映っていない。笑

すいません。

次回は、僕が撮影させて頂きます!


で、うっちーさんぬまっちさん、全力中年のランニング中のスロー動画。
www.youtube.com


これを、カミさんがご自身のフォーム分析をされていたブログのマネをして、自分のフォームだけ静止画を切り出してみた。

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全力中年のランニングフォーム


右から左に時間が流れている。

限界ギリギリの状態でキロ4分ペースで走っている。


こんなに貴重な動画は、なかなか撮れないので、フォーム分析をしてみた。

全力中年による自分のフォーム分析

この冬からずっとフォームのことを気にしながら練習を重ねてきた。

ポイントは、大きく3つ。

・骨盤の前傾

・遊脚の振り上げを高くすること

・着地は重心の真下

骨盤の前傾について

撮影された時点で、限界ギリギリで走っているため、顎が上がっている。

一目瞭然だ。

そのため、上がった顎に引きずられて、骨盤が後傾している。


骨盤の前傾は、どうしても疲れてくると維持することが難しくなる。


骨盤の前傾を維持するだけの体幹の強さと持久力を手に入れる必要がありそうだ。

あと、疲れてきたとしても、顎が上がらないよう、我慢の走りができるようにならねばならぬ。

遊脚の振り上げ

以前と比較すると、だいぶ振り上げが高くはなっているものの、まだまだ低い。

脚が後ろに流れて行ってしまっている。

もっと、その場で高く蹴り上げるイメージで走らなければいけない。


ただ、この走りを維持するためには、お尻の筋肉と、ハムストリングスが疲れる。

これらの筋肉の持久力を強化しなければならない。

重心の真下着地

この点は、以前と比較するとだいぶ良くなっている。

ただし、骨盤がもっと前傾することで、さらに良くなりそうだ。

着地位置が、重心よりも前になってしまうと、その着地により、ブレーキがかかる方向に力が発生してしまう。

着地位置は、重心の真下であることが、最も効率が良くなることは間違いない。

まとめ

今の重心位置を維持しつつ、更に骨盤を前傾させ、遊脚の振り上げをもっと高くすること。

そのためには、

・顎をあげない走り

・体幹の強化

・お尻の筋肉、ハムストリングスの強化

が必要になると思った。

サブ40ランナーカミさんによる全力中年のフォーム診断

出張先からの帰りの電車の中で、Twitterを見ていたら、うっちー練に一緒に参加していた、おーさんが、これまた一緒に参加していたサブ40ランナーのカミさんにランニングフォーム診断してもらっていたんですよ。


カミさんは、フルマラソンのベストが、2時間35分台(キロ3分42秒ペース)。

先日のOTT5000mで、16分04秒(キロ3分12秒8ペース)。


は?


なんていうか、カンボジア代表の猫ひろしさんとかなり良い勝負できるレベルじゃないっすか。


そんな国際ランナーに匹敵する市民ランナー、カミさんにフォーム診断してもらえるなんて、オーさんズルいじゃないですか。

オーさん、いくらカッコ良くて爽やかだからって、ズルいじゃないですか。


だから、すかさず、オーさんのTwitterにコメントしましたよね。
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そしたら、カミさん、素敵すぎるんですよ。

こんな感じで、3分後くらいにLINE送ってきてくださいました!
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「よし。狙い通り!」

とか思ったけど、これは内緒だ。


そして、その後、誉められまくる。
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この時点で、嬉しすぎて、かなりおしっこ漏らしました。



その後、非常に的確なフォーム診断をして下さった。

骨盤が寝ている

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この点は、自分でも感じていた点だ。

やはり、しっかりバレているようだ。

腕振りで胸が開いている

カミさんは、こちらの2枚の静止画を提示して、以下のようにコメントを下さった。
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左腕を引く際に、胸が外に開いている。

胸を開きすぎると、脚の動きから遅れて、状態が起き上がりやすくなる。


これを解決するためには、

・肩のラインが正面に向くように意識する

・肘を引きすぎず、真下に引くイメージ


自分自身、腕振りをどのようにすれば良いのか良く分かっていなかったので、非常に参考になった。

ちょっと跳ねすぎ

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これ、すごく感じる。

遊脚の振り上げを意識しすぎるがあまり、ふくらはぎの力を使い過ぎている感があるんですよ。

たぶん、これが原因。


遊脚の振り上げを高くするためには、ハムストリングスで巻き上げ、お尻の筋肉を使って脚を前に運ぶ必要がある。

ハムとお尻の筋力だけでは足りずに、ふくらはぎを使うことで、跳ねるような走りになっているのだろう。
(たぶん)

ふくらはぎのような小さな筋肉は、疲れやすく、フルマラソンを走り切る間、同じパフォーマンスを発揮することは難しい。

やはり、ハムとお尻の大きな筋肉をもっと鍛える必要がありそうだ。

まとめ

フォーム診断をして下さった最後に、カミさんは、こんなおちゃめなメッセージを下さった。
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いやね。

合ってますから!

全部合っているし、的確過ぎますから!!


カミさんのあまりにも的確なアドバイスの中でも、もっともビビったのは、「腕振り」に関するアドバイスだ。

「左腕を引く際に、胸が外に開いている。」


これ、以前、シューアドバイザーの藤原さんにも同じことを指摘いただいた。
www.all-out-running.com


藤原さんに頂いたカルテの一部抜粋。
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「基本的には左旋回して、右に偏重する傾向です。」


カミさんにコメント頂くまで、藤原さんから指摘いただいたことをすっかり忘れていた。


俺、もっと精進しなさいっ!!


最後に

こんな感じで、ブログやっていて、走ることを続けていると、俺みたいな平凡なランナーが、凄まじい記録を叩き出すランナーのみなさんと繋がって、色々教えて下さる。

本当に嬉しい限りです。


だから、しっかり今日は、これまたうっちー練に参加したいたTomさんから教えて頂いた「スロージョグ」を実践して、カミさんから頂いたコメントを意識しながら走ってきた。


なお、Tomさんから頂いたスロージョグに関するアドバイスは、以下の通りだ。

・サブ3を達成するには、スロージョグが大事

・スロージョグは、70分で10kmが基本

・このペースは、1km全力の約2倍の時間をかけて1km走る

・全力さんは、ポイント練習が多すぎるくらいだ


Tomさんから頂いたアドバイス通りに、カミさんから頂いたコメントを意識しながら走ってみたスロージョグ。
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またここから成長できそうな気がした。


新しい出会いに感謝。

そんな新しい出会いをくれた、うっちーさんに感謝。

うっちー練に参加した日、家帰ってから、何の役にも立たなかったのに、夜ご飯を作ってくれた奥さんに感謝。

びあー練に参加してないのに、話題にあげて下さった、みなさんにも感謝。


もっと速く走れるようにならねばな。


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