「でも、練習は全然全力じゃないっすよね。」
いつぞやの飲み会で、かんくろーさんが初対面でブッコんできたジャブ程度の挨拶だ。
あれ以来、俺は「走らなければ。」的な恐怖観念にとらわれ、暑くてもなるべく走ろうと心掛けている(自分比)。
で、先日の金曜日の話だ。
少し早めに仕事を切り上げ、自宅に帰ってから、俺は駒澤大学駅近くのスタジオに移動していた。
カナ先生のランナー向けヨガを楽しむために。
「今日もあるいは、カナ先生のチラリズムを見れるかもしれない。」
そんな淡い期待と、「ヨガを純粋に楽しみたい。」という、雑念が含まれたワクワク感を持ちながら。
また、今回のヨガ道場には、マラソンブログ界では知らない人は皆無ではないかと思われる、超絶ビッグスター、「フジヤマ」が参戦するということも、ヨガ道場に参加する大きな動機になっていた。
金曜日、19時。
駒澤大学のスタジオに到着すると、ほぼ全員集合し、着替えを済ませていた。
「全力さん、腹ヤバいっすね。」
なんて言いながら、ちみのすけさんとはりゆうさんが近づいてきて、3人揃ってタプタプの腹を見せ合ったりしながら、ヨガ開始までアイスブレイク。
そのアイスブレイクで、他の方のブログで見たことのある超絶ビックスターらしき方を発見。
Yシャツにノリがあまり効いていないパンツに、ナチュラルほわほわヘアの小柄な男性。
そうだ。
「フジヤマ」だ。
「はじめまして。」
俺から声をかけてみる。
「あ、どうも。よろしくお願いします。」
すごく丁寧な印象だ。
着替えを済ますと、ヨガでは、「フジヤマ」と全力中年は隣同士になっていた。
ヨガマットの上で、しばしストレッチをしていると、何やらニヤニヤしながら「フジヤマ」は、、、
「全力さん、練習は全力じゃないんですよね?」
「!!!!」
来たぞこれ。
かんくろーと練習を共にしている一派の「フジヤマ」。
やはり、アクが濃いぜ。
ヨガ道場でのカナ先生のレッスンについては、また別のエントリーで詳しく書きたいと思うが、「フジヤマ」はヨガが苦手なようだった。
鷲のポーズを取ろうとして、悶絶している「フジヤマ」。
存分にヨガを楽しんだ後は、みんなで打ち上げ。
打ち上げの席で、俺は再度「フジヤマ」の隣になった。
せっかくなので、「フジヤマ」の生態を露わにするべく、いくつかの角度から話題を振ってみた。
月間350kmほどは走るとのこと。
初マラソンで、既に3時間2分で走っていたこと。
ペース走(12km程度、3分30秒ペース)、ロング走30km(3分50秒弱ペース)で練習していること。
ごちゃごちゃ考えずに走れというマインドの持ち主であること。
など、ランに関する月並みな「フジヤマ」に関する情報をゲットしながら。
「フジヤマ」は、とにかくビールを飲む。
ビールorビール。
たまにハイボール。
「フジヤマさん、次何か飲まれますか?」
「じゃぁ、ビール」
のやり取りは3回はあっただろう。
酒が入ると、「フジヤマ」は何やら面倒くさい感じになってきた。
「マラソンなんて、ドラクエの表面をクリアしたくらいな感じですよ。」
→何が裏面なのか、良く分からないまま飲み会が終わる。
「練習で、前より速く走れたら、嬉しいんですよ。ドラクエでレベルアップした時みたいに。」
→ドラクエでレベルアップしても大して嬉しくない俺。
「ランの練習は、ダビスタ(競馬ゲーム)と一緒ですよ。坂路、ダート、ウッド、プール。分かりますよね?」
→わかんねーよ。
「『チチが好き』っては言いましたけど、あんときは、ほんと疲れてたんで、ついつい言っちゃったんですよ。そんなことありません?」
→ないよ。
「あんときは、ほんと疲れてたんですよ。」
→どんだけ『チチ』と発言したこと気にしてるんだよ。
そんなやり取りもありながら、ヨガ道場のメンバー全員で、大いに盛り上がり、あっという間の2時間。
途中、ノンブロガーオネェ系代表のToshiさんと、「フジヤマ」との絡み。
自分を強く抱きしめてからの、鷲のポーズの腕。
鷲のポーズの腕の完成に湧くヨガ道場打ち上げの会場と、可愛いカナ先生。
別れ際に、「フジヤマ」に握手を求める、ミーハーなpetaちんとちみのすけ、そしてなんか照れている「フジヤマ」。
と、さんざんいじらせていただきましたが、「フジヤマさん」、すごくいい。
走力が高く、純粋で、どことなくキクチヒロシ的香りがする。
ヨガで気持ちよくなってからの、打ち上げでもやりきった感じのシャバアーサナ。
ジャーマネ、カナ先生、そして皆さん、楽しい1日をありがとうございました。
※カナ先生のヨガ道場の企画は、ジャーマネが行って下さっております。
いつもありがとうございます!応援のポチをお願い致します!
にほんブログ村