3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

ブログのハンドルネーム。自己紹介で戸惑い、呼ばれて戸惑う。

俺のブログのハンドルネームは「横浜の全力中年」だ。

このブログのハンドルネーム、少々やっかいだということに気付き始めたのだ。

俺が感じている「やっかいさ」について、しっかり考察を行うことで、今後ハンドルネームを付ける方々の参考になればと思い、このエントリーを書いてみた。

ハンドルネームを決めた時に考えていたこと

ブログをやり始めたのは、2018年1月30日。

この「3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。」が、人生で最初のブログだ。

もちろん、ハンドルネームについてもしっかり考えた結果、今のハンドルネームになっている。


ブログを始める当時、俺が考えていたことは以下の通りだ。

・マラソン以外にも日々の些末な出来事も綴りたい

・変なことを書きたくなることもあるだろうから、本名は出したくないし、本名が推測できるようなハンドルネームは付けたくない

・「このブログは、この人が書いている」とすぐに結びつくような、タイトルとハンドルネームにしたい

・あまり素を出さずに、なんらかのキャラを作って文書を書きたい

・ブログ全体から、今までにない独特な色を出したい

と言ったところか。


熟考した上で、タイトルが先に決まった。

「3人娘」という時点で、なかなか特殊だということ、「全力中年」で、すべてに全力で取り組んでいる感じが出るあたりから、タイトルとしてはインパクトがあるものができたと思っていた。


そして、ハンドルネーム。

「このタイトルのブログを書いている人は、この人だ」と分かりやすくするために、「全力中年」という言葉を入れたいと思った。

そして決めた、「横浜の全力中年」に。

渾身のブログタイトルが決まり、その渾身のタイトルのブログを書いている人としてふさわしいハンドルネーム。


このタイトルとハンドルネームでしばらくブログを続けていて、困ることは全くなかった。

なかば、一方的に放送されるラジオで、ちょっとした出来事を読んでもらうための「ラジオネーム」みたいな感じだったのだろう。



だが、ブログを続けていく中で、ブログを通したリアルなインタラクションがある、ということを知った。

ここが、俺が感じた大きなギャップだった。

ブログは一方的な放送と理解していたのだが、リアルなインタラクションが行われるリアルに通ずるコミュニティだったのだ。


「マラソン」を基本的な題材としている以上、マラソンの大会で他のマラソンブロガーとお会いすることになる。

それ以外の練習会やイベントなどでもお会いすることになる。

そんな楽しいランニングが行われれば、打ち上げ的な飲み会が行われるし、ブログで盛り上がればオフ会が開催されることもある。


「マラソン」を題材にしたバーチャルなメディアであるブログは、リアルな繋がりを創出するリアルなコミュニティだったのだ。


自己紹介で戸惑い、呼ばれて戸惑う

ブログ開始当初、リアルな繋がりがあることを全く想定していなかった俺は、戸惑った。

俺のハンドルネームの扱いづらさに戸惑ったのだ。

俺が、「横浜の全力中年」というハンドルネームに戸惑いを感じたことは、計4回だ。

1.板橋シティマラソンのシューズ円陣と応援メンバーとの出会い

www.all-out-running.com

2.よこはま月例マラソンでのマラソンブロガーとの出会い

www.all-out-running.com

chiminosuke.hatenablog.com


3.Spoleteの関係者との出会い

spolete.jp

4.マラソンブロガーとのオフ会での出会い

www.all-out-running.com

ハンドルネームと呼称。なんて呼んだらいいのかもんだい - キクチヒロシ ブログ




Spoleteの関係者との出会いのSpoleteさんの記事の中では、俺の戸惑いについて触れられていないが、それ以外の記事では、俺の戸惑いについて心境が綴られている。


そう。

この「横浜の全力中年」というハンドルネーム、リアルでの出会いを想定していなかったため、「自己紹介」が難しいのだ。

俺は、人生40年の中で、ブログを始めるまでは「横浜の全力中年」と呼ばれたことはなかった。


「○○(苗字)さん」or「○○(苗字)くん」→会社や、親父の会

「×××(名前呼び捨て)」→高校や大学の友達や会社の同期

「××吉」or「××くん」→高校や大学の友達の一部

「ウッディー」→親父の会の一部

この大きく4つのパターンに分類される呼び名で呼ばれることは、全く違和感はないし、自己紹介するときに「『○○』と呼んでください」と言っても違和感はない。


ところが、「横浜の全力中年」については、ブログを開始して5か月が経とうとしている現時点でも、全く自分のものとして扱えていないのである。

自己紹介の時に、自分の事を「横浜の全力中年です」と言うことに対する戸惑い。

また、「全力さん」、「横浜さん」、「全中さん」、「中年さん」などと呼ばれることに対する戸惑い。


そして、キクチヒロシブログや、ちみのすけさんのブログに書かれているように、名前を呼ぶ方からしても、「何と呼べば良いのか」という問題意識を持たせてしっていたことが分かる。
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世間一般的なハンドルネーム

俺もブロガーなので、他の方のブログの内容は、非常に気になる。

「この記事は、エッジが効いててものすごく面白い。」

「完全にタイトル負けしてるじゃねーか。」

「記事がすごく面白いのに、もったいないタイトルの付け方してるなぁ。」

「今日は、なんだかイマイチだな。」

など、勝手な感想と小言を交えながら、拝読させていただいている。


自分がブロガーになる以前は、ハンドルネームなど、ほぼ気にしていなかった。

今でも、「あえて」気にしないと全く覚えていないハンドルネームもある。

さらに、ブログタイトルでさえ、「あえて」気にしないと全く覚えていない。


もしかしたら、ブログタイトルにしても、ハンドルネームにしても、一般的な読者からすると、その程度の位置づけなのかもしれない。


だが、俺がブロガーになる以前に、強烈な印象を残してくれたのは、こちらのブログだった。
www.all-out-running.com


基本的にはバーチャルなコミュニティの中で、リアル中のリアル「本名」をブログのハンドルネームにしているのだ。


ここまでバッチリ本名を全世界に公開してる一般ブロガーも珍しいとは思うが、世間一般的には、自分の名前を文字ってハンドルネームにしている方が多い。

これは、リアルなコミュニティへの展開を望むのであれば、ハンドルネーム問題にぶち当たることがないため、非常に良い選択だと思う。


・苗字の一部を文字って

・名前の一部を文字って

・イニシャルを使って

・好きなキャラや人物の呼び名から

このようなハンドルネームの付け方であれば、おそらく、自己紹介時にも呼ばれるときにも戸惑うことはないだろう。


ブログ村マラソンカテゴリに見る、ハンドルネーム

そこで、俺は調べてみた。

俺のように、自分のハンドルネームについて、「自己紹介で戸惑い、呼ばれて戸惑う」であろう方が他にいないのか、について。

調べたのは、「ブログ村 マラソンカテゴリ トップ200位」。


名前やイニシャルを文字ったハンドルネームは除き、「これは自己紹介の時に戸惑うだろうなぁ」と感じたいくつかをご紹介したいと思う。

・proceed2600さん

気楽にランニング SFC取得の道

"proceed"は、英語で「進行する、継続する」という意味だ。
そこに「2600」という、何の数値なのか不明な数値が付属するハンドルネーム。

「2700」というお笑いコンビ、現「ザ ツネハッチャン」から、100差し引いたのだろうか。

おそらく、自己紹介の時に、戸惑いを感じていたことは間違いがないと思う。

ただし、周囲の方は「『プロさん』と呼べるかも知れない」という期待から、そこまで戸惑ってはいなかったと思われる。

・K12R2さん

SUBARU360R-2 出没中

K12R2さんというハンドルネーム。

ブログのタイトルから、「スバルR-2 360」を愛してやまないのかなぁなんて思うが、、、

このハンドルネームは、自己紹介時の戸惑いも、呼ぶ方からの戸惑いも半端ないと推測される。

スターウォーズの「R2-D2」を想像される「R2」というキーワードから、呼ぶ方からすると、ちょっとした安心感があるかもしれない。

・おっさんランナーさん

ヨメとオイラのヘッポコラン日記

4コマ漫画でブログ村マラソンカテゴリでも常に上位のブログであるが、今回初めてハンドルネームが「おっさんランナー」であるということを知った。
※すいません。いつも楽しく拝読させていただいております。

自己紹介時に「私は『おっさんランナー』です。」と自己紹介されたとして、違和感は少ない。

いや、違和感が少ない時点で、かなりストラークゾーンが広いのだが、「『K12R2』です」、「『proceed2600』です」、「『横浜の全力中年』です」と比較すると、違和感はない。

なんとなれば、俺もいわゆる「おっさんランナー」だし。

ただし、呼ぶ方からすると戸惑いは大きい。

「おっさん」→固有名詞として不適切

「おっさんランナー」→長いし固有名詞として不適切

「ランナー」→論外

ブロガーとのオフ会を全く想定できない、呼ぶ方を最高に戸惑わせるハンドルネームと言える。

・PP151さん

はらくだしPPの大問題

ブログのタイトル、そしてハンドルネームからも、おおよそどのような内容のブログなのか、全く想像がつかない。

ただし、タイトルとハンドルネームの結びつきは強烈に強く、「私は『PP』です。」と自己紹介されたときの「あー、あのブログですね」感は強い。

そして、「PPさん」と呼ぶことに、なんら違和感はない。

ただし、PP151さんは、自分の事を「私は『PP151』です。」と戸惑うことなしに自己紹介できていらっしゃるのだろうか。

そんな疑問を持たずにはいられないのであった。


他にもある

それ以外にも、自己紹介の時に若干の恥ずかしさとともにハンドルネームを吐露する必要がありそうな方、呼ばれたときにご自身が違和感を感じるであろう方が何名かいらっしゃった。

ご自身はいたって普通で、今までの人生の中でもそのハンドルネームで呼ばれていたのかもしれないが、ここでは完全に俺の主観で何名かご紹介させていただこうと思う。

※もし不都合がございましたら、お手数で申し訳ないのですがご連絡下さい。


・0024さん
夜中にひっそりと更新されるランニング記録ブログ


・サイクロンさん
にわかサイクリスト登場(バラモン&佐渡への道)/ウェブリブログ


・ツユダクさん
2016年4月から走り始めたイクメンリーマンの記録


・マユゲマンさん
Stay hungry. Stay foolish. - Yahoo!ブログ


・鈍足おじさん
鈍足おじさんが低山を走ったり歩いたり


いずれのハンドルネームも、俺が自分のものとして、自己紹介しなければいけない状況になった場合、「むずがゆさと共にハンドルネームを吐露する必要があるな」と感じたものだ。

まとめ

俺は未だに「横浜の全力中年」というハンドルネームを我が物顔で扱えるような精神状態になれていない。

自己紹介する際も、「横浜さん」、「全力さん」、「全中さん」、「中年さん」などと呼ばれた際も、戸惑い、さらにモヤモヤを感じざるを得ない状況にある。

今後、ハンドルネームを変える必要があるのか、はたまた、このハンドルネームを違和感なく使いこなすことができる日が来るのか、、、

しばらくは様子を見たいと思っている。



が、これからブログを始めようと思われている方には、この何とも言えないむずがゆさを感じていただきたくない、と真摯に思う。

趣味を題材にしたブログであれば、オフ会が開催されることが想像される。


そのため、ブロガーとのリアルな接触が想定される場合は、

「ハンドルネームは、自己紹介時に戸惑う必要がなく、呼ばれてもしっくりするものにする」

ということを、全力でお勧めしたいと思う。



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