マラソンが速い人には、「フォアフット着地/ミッドフット着地」が多い。
論文による調査が、そんな事実を伝えている。
一方、着地方法については、人それぞれの骨格やクセがあるので、着地方法を意識して変える必要はない、という意見もある。
俺の立場は、
・足裏やふくらはぎの筋スティフネスを最大に活かせ
・ボールが跳ねるがごとく走り
・着地衝撃のピークを低減し
・裸足で走る人間本来の走りに近い
フォアフット着地こそ、ケガが少なく、そして速く走るために必要な走法だと考えている。
そんな俺は、そんなに速く走れていないのだが、、、
タイムを追い求めて走り始めてからまだ8か月くらいなので、これからが本番と思っている。
そんな「フォアフット着地信者」の俺が取り組んでいるトレーニングの一つに「フォアフットウォーキング」があるので、紹介しておこうと思う。
フォアフットウォーキングとは
フォアフットウォーキングとは、読んで字のごとく、「フォアフットで歩くこと」だ。
これ、簡単そうに思えるが、結構きつい。
特に日本人は、骨盤が後傾している人が多く、歩く際には、「かかと着地」の人がほとんどだ。
通勤のときにでも観察していただければ、すぐに分かる。
ハイヒールを履いている人以外、ほとんどの方が、「かかと着地」で歩いている。
が、全力疾走するとなると、フォアフット着地になる人がほとんどだ。
速く走るためには、フォアフット着地の方が骨格的にも楽なのだ。
速く走るために、きちっと意識して、「フォアフット着地」で歩く。
フォアフットウォーキングでは、次の3つことを強く意識する。
・足の小指の付け根あたりからの着地
・腰高
・骨盤の前傾
日々、歩く際には、「フォアフットウォーキング」。
これが走る際の「フォアフット着地」に大きく貢献すると考えている。
フォアフットウォーキングの効果
「フォアフットウォーキング」、意識さえすれば、やること自体は、そんなに難しいことではない。
が、しかし、最初は数100mフォアフットで歩くと、ふくらはぎへのダメージを感じて、きついと感じると思う。
俺は、この「フォアフットウォーキング」を約半年の間、続けている。
最初は、最寄り駅までの1km弱でもフォアフットで歩くことがキツかったが、今では常に「フォアフットウォーキング」できるようになった。
この「フォアフットウォーキング」による効果として、俺が感じていることは以下の通りだ。
・ふくらはぎの持久力が向上した
・ランのときの「フォアフット/ミッドフット」が無意識にできるようになった
・腰高と骨盤の前傾が、無意識にできるようになった
・足底筋膜が痛むことがなくなった
これらのことが、実際のタイム向上に繋がったのかどうかを定量的に示すことは難しいが(他の練習の効果かもしれないから)、少なくとも、この「フォアフットウォーキング」を取り入れてから、タイムは向上している。
と言うことで、この眉唾ものの「フォアフットウォーキング」。
フォアフット着地になりたい!
ふくらはぎの持久力をつけたい!
無意識に腰高、骨盤前傾したい!
足底筋膜炎の呪縛から解放されたい!
などとお考えの方は、ぜひトレーニングの一環として取り入れていただきたいと思う。
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