孫悟空とクリリンは、強くなるために、亀仙人のもとで修業を行った。
亀仙人の修業は凄まじくキツいものだった。
早朝の走っての牛乳配達に始まり、
素手で畑を耕し、
お勉強、
昼寝からの工事の手伝い、
サメが住んでいる湖を10往復、
いっぱいの蜂を避ける訓練、
これらを重い亀の甲羅を背負って行った。
天下一武道会が開かれるまでの、8か月間、継続したのだ。
毎日毎日同じ修行。
それはそれは、辛く厳しいものだっただろう。
だが、天下一武道会開催前までの7か月間の修行について、漫画で費やされたのは、
たった2ページだ。
辛く厳しい7か月間の修業が、たった2ページ。
漫画に良くある、
「そして、1か月後。。。」
的なものだ。
*****
今の俺は、「リディアード式トレーニング」に入信し、日々「有酸素ラン」を継続しているところだ。
「有酸素ラン」
聞きなれないが、まぁいわゆる「ジョグ」だと思う。
スピードを上げてゼエハアすることなく、そこそこ長い距離を走る。
今の自分に合った、距離とスピードで良い。
時間が許す限り、なるべく毎日走る。
今の俺は、
「毎日、16.6kmの起伏コースをキロ5分からキロ6分ペース」
という感じだ。
で、今月は、このジョグを続けて、月間500kmを目指している。
www.all-out-running.com
日々16.6kmのジョグ。
前日の疲れが抜けていない状態で、毎日走ることが、鍛錬に繋がっているように感じる。
実はこれ。
結構厳しい。
体力的にも厳しいんだが、時間的にも厳しい。
梅雨の時期で、天候的に走りたいときに走れないこともあるし、
在宅勤務ではなく、出張なり出勤なりがあると自分の時間が減ってしまうし、
週末に家族との予定があると、自分だけ走りに行くのが拒まれる。
16km走ることは、今の俺にとっては、そこそこ厳しいことなんだけど、ブログに書いたところで、大して面白くもなんともない。
日々のブログで、
「今日も16kmジョグしたよ」
みたいな報告をしても、面白くない。
それに、毎日16km走ることを面白く表現できる気がしない。
読者の方も、毎日のジョグについては、さして興味がないだろう。
だからこそ、漫画では、毎日の修行シーンは、
「そして、1か月後。。。」
てな感じで、省略されてしまうのだろう。
いや、なんて言うか、ブログを読んで戴きたいとかそういうことでもないんだけど。
16kmのジョグを、日々のブログに綴る必要性を、自分自身感じない。
まぁ、このブログ自体、必要か必要じゃないかで言ったら、必要じゃないのか。。。
そんな日々の修行を、1日1日の積み重ねを。
1日ぐらいでは、成長を感じられない修行を。
サッと、未来に早送りしたくなる。
「そして、1か月後。。。」
って。
そして、1か月後。
横浜の全力中年は、初の月間500kmを達成した。
雨が降っている日も。
猛暑で強い日差しの日も。
仕事が原因で時間がなかなか取れなくとも。
日々、16.6kmを走ったのだ。
結果、16.6kmのジョグが、疲労抜きジョグ程度の強度に感じられるようになったのだ。
彼は、強く。
そして、ちんちんが硬くなった。
みたいな。
そんなことを考えながら、今日も暑い中、16.6km走るんだろう。
月間500kmという目標を宣言してしまった今、苦しさが俺の大半を占めている。
全体の2%くらい、
「できるかどうかワクワクしている」。
走ることをテーマにした、このブログ。
でも、自分が走ったことについてのエントリーは、
次は、7月末になるかもしれんな。
あぁ、1か月後に早送りして欲しいぜ。
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