3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

故障中に思うこと。-キクチヒロシを添えて-

思うように走れない時期。

そんな時期は、誰しにもくる可能性がある。

既に経験した方もいるだろう。



そんな時期は、周りの走っている人のベスト更新とか、速く走っている練習とかを見るのが辛くなる。



今の俺だ。



先日の湘南国際マラソンで23秒のベスト更新を成し遂げた俺だけど、「思うように走れない辛さ」の方が強い。


夏から続く、

ランニングイップス

アキレス腱痛

右膝痛

ここ半年くらい、思うように走れていない。


辛い時間、長すぎ。



でも、この方のブログを読んで、日々読んで、救われている。


キクチヒロシさんだ。


フルのベストは2017年に記録した、3時間1分なにがし。

昨年のつくばマラソンを、3時間13分なにがし。


その後、股関節の「ぬーん」という痛みに悩まされ、思うように走れなくなっていた。


今年のつくばマラソンでは、「ぬーん」のせいでほぼ走れていない状態で、

(おそらく決死の覚悟で)

スタートラインに立ち、後半はほぼ歩きながらもゴール。

4時間30分。



つくばの応援団には、35km過ぎの地点で、

「歩くフォームはキレイ」

という、謎の誉め言葉を頂いていたようだ。



そんなキクチヒロシさんは、何かを

「取り戻そう」

としている。


キクチさんの心の描写がリアルで、読み入ってしまう。



何を取り戻そうとしているのだろう。


走力、、、なのか?


今のこの状態から、何かを取り戻し、サブ3を達成する。

そんなキクチヒロシ劇場を見てみたい。




いや、でもね。


飲み会はもちろん、一緒に走るのも、例え走んなかったとしても、


俺はキクチヒロシさんが大好きだよ。



一緒にいるだけで、楽しくなれるような期待感が凄まじいし、その期待にいつも応えてくれるキクチさんが、大好きだよ。



うわぁ、ちょっとキモいな。



*****



俺たちランナーは、何のために走っているのだろうか。


レースのタイム更新。

長い距離のレースを完走すること。

SNSなんかで「すげー」って言ってもらうこと。

友達と楽しむこと。

頑張った自分や近しい人と一緒に感動すること。

健康の維持。

息抜き。



なんか、色々複合的に絡み合っているのかな。



人間の欲求を語る上では、

「マズローの欲求5段階説」

は避けて通れない。


生理的欲求
安全欲求
社会的欲求
承認欲求
自己実現欲求


生きていくために必要なことに対する欲求

安心安全な暮らしへの欲求

コミュニティに所属する欲求

他者から認められたい欲求

なりたい自分になりたい欲求



走ることが習慣づいてくると、ランニングクラブに所属したくなったり、ランニングの友達が欲しくなる。

ときには、Twitterやブログを始める人もいる。

何かしらのコミュニティに所属したいのだ。


社会的欲求だ。



そして、そんな仲間に、

「タイム更新すごいね!」

「すごい速いね!」

「頑張っているね!」

みたいに、認めてもらいたくなる。


承認欲求だ。



そして、いずれ「なりたい自分」がおぼろげながら浮かんできて、それを目指して走るようになる。

「サブ3達成」

「UTMF出場」

「ウルトラマラソン完走」

「70歳まで走り続ける」

「飲み会で、マウントを取り続ける」


自己実現欲求だ。



これらの欲求が強すぎると、思うように走れなくなったとき、心のバランスが崩れ、辛くなる。


そんな気がする。


そして、これらの欲求の根底にあるのは、

「幸せに生きること」

だと思う。



俺たちのような趣味でランニングをしているランナーは、


「生きるために走っている」

わけではない。


「幸せに楽しく生きるために走っている」

のだろう。



走ることが楽しく、幸せだと感じられることが大事なんだろうな。


走ることと向き合うのが辛くなったら、走ることを一回忘れてみるのも大事だろう。

変にストレス感じて、楽しくないのは、本末転倒だ。



いずれにしても、俺は、もっとキクチさんと一緒に楽しくなりたいぜ。



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