今年の夏以降、俺は散々だった。
夏場、全然走れなくて、ランニングイップスに陥り、
その後、左足のアキレス腱痛に襲われ、
11月10日の横浜マラソン以降、右ひざ痛に悩まされている。
なかなか思うように練習ができないけども、エントリー済みのレースはやってくる。
10月27日 水戸。
11月10日 横浜。
11月24日 よこすか(ハーフ)。
12月1日 湘南。
すごくきつかった。
思うような練習ができてないので、ベスト更新なんかできるような状態ではない中、
いや、完走すらできるか不安な状況の中、
レースを走るための心の準備をすることが、
ものすごくきつかった。
体の準備ができてない中での心の準備は、ものすごい大きなストレスだった。
ブログをやって、一緒にレースを走る仲間がいなかったら、走ってなかっただろうなって思う。
レースは(練習の)トレース。
岩本式ビルドアップなどで有名な、岩本さんの言葉だ。
まさにその通りだと思う。
レースでは、練習してきたことが、そのまま出るだけ。
コース、気象条件、当日の自身のコンディション、補給、レース戦略など、色々な要素が絡みはするが、練習してきたこと以上の結果は出ない。
それが、マラソンだ。
俺は、自分が思うような練習ができなかった。
本当は、湘南で3時間10分台くらいで走る予定だった。
春ごろにはそう思っていた。
でも、うまくいかないんだね。
全部思うように行くわけじゃないんだね。
だからこそ、面白いのかもね。
思うようにいかない中で、自分なりの努力をするっていうのも。
すべてが思い通りに進んで、「うぇーい!」な状態のときも、それは楽しいし、嬉しい。
今回の湘南。
俺は、たった23秒だったけど、ベストを更新できた。
3時間23分44秒。
右ひざ痛もあり、直近1か月はほとんど練習をできていない中、ベストを更新できた。
ベストを更新したと言っても、1年前の湘南とほぼ同じタイムで走れただけだけど。。。
そして、思ったよ。
「ちゃんとした準備(練習)ができていない中で、ベストを更新しても、そんなに嬉しくない」
って。
でも、これまでの練習内容で、ベストを更新できたことは、
今後の練習しだいで、もっとタイムを伸ばせるかも、
っていう期待は持てた。
でも、湘南をベストで走れたことについて、嬉しさはそんなになかった。
自分の思うような練習ができていなかったから。
「俺、練習ですげー頑張ってきたぜっ!!」
てな感じの練習ができて、レースに臨んで、ベストを更新できたら、めっちゃ嬉しいんだと思う。
この秋から冬の3本のフルマラソンで、心の準備のやり方は、分かった気がする。
自分は絶対できると信じて、最後まで絶対に走り切ること。
レース前は、具体的にレースをイメージして、何度も何度も、レースを走っている自分を頭の中で繰り返すこと。
レース中は、とにかく自分の走りに集中すること。
今までに走ったことがあるコースだと、よりイメージしやすくて、事前の心の準備がしやすいことが分かった。
そう。
自分の思うような練習をできて、しっかり体の準備をできること。
そして、レースに向けた、心の準備をできること。
この、体と心の準備が、マラソンにとっては非常に重要だってことが分かった。
みんな知っている当たり前のことなのかもしれない。
でも、今回、怪我して、色々あって、やっと分かった。
怪我や仕事やプライベートの事情で、練習を思い通りにできない人もいるだろう。
でも、心の準備ができるだけでも、レースの結果は大きく変わる。
間違いなく、結果は変わる。
諦めるのは、まだ早い。
ゴールするまで、絶対に諦めちゃダメだ。
体の準備ができるならば、しっかり準備しよう。
そして、今の自分の走力を出し切るための、心の準備をしよう。
次のレースに向けて、しっかり準備をするんだ。
そう強く強く決心しながらも、
今日は金曜日だから、俺はビールをたらふく飲むぞ。
いつもありがとうございます!ポチっとお願いします!
にほんブログ村