2020年6月の月間走行距離。
400.2km
全力中年史上初の、月間走行距離400km超えだ。
いや、200kmを超えたのも初。
もちろん、300kmを超えたのも初めてだ。
本当は、今日も仕事終わってから走ろうと思って、乳首シール貼って、待機していたけど、豪雨すぎるので断念。
くそう。
くそう。
今日は、月間400kmを走った日々の心境と、400kmを越えたその先にあるものについて書きたいと思う。
*****
徐々に走る気持ちが戻ってきた5月中旬。
を知った。
マラソンを速く走りたいならば、まずはジョグ。
簡単に言うと、そんなトレーニングだ。
今までの俺には、圧倒的に「ジョグが足りなかった」と意識を変えることにした。
在宅勤務が多く、走る時間が多く取れることに気付き、
「なるべく毎日ジョグをする」
ことを習慣づけた。
5月に月間170km走れた俺は、
「6月は240km走ろう」
と決めて、日々ジョグを続けた。
これでも、これまで2年半の月間走行距離の最高が「198km」の俺にとっては、高い目標だった。
だが、始めてみると、日々の8kmのジョグが、10kmへと伸び、そして12kmへと伸び、16kmへと伸びていった。
娘たちの学校が始まり、なかなか一緒に走れなくなり、自分のペースで好きなように走れるようになった。
スピードを求めないジョグであれば、なんとか距離を伸ばせることに気付く。
この頃のガーミンが俺に教えてくれた「トレーニングステータス」は、
「プロダクティブ」
しばらくは順調だった。
6月20日。
6月の走行距離の合計が、240km近くに達した。
「あと10日、16km連続で走り続ければ月間400km超えられる」
そう思ってからは、日々「16kmのジョグ」を日課にした。
www.all-out-running.com
今でもおかしな判断だったと思う。
俺にとって、「毎日16km走ること」は、
とてつもないストレスだった。
起床→ヨガ→仕事→ラン→プロテイン→ビール→寝る
ただただその繰り返し。
この時点で、ここ2年半の月間走行距離の最高198kmを余裕でクリアしているのに、引き続き毎日16kmも走ると言う。
もう一度言うが、
俺にとっては、ものすごいストレスだった。
勤務が終わって、ビールを飲みたくなる日もあった。
実際、飲んでしまった日もあった。
ビール飲んでから走った。
そして、ガーミンは俺に、こう伝えてきた。
「アンプロダクティブ」
毎日16km走ることで、大好きなビールが飲めなくなってしまったのだ。
毎日毎日、疲れ果てて、全く体がビールを受け付けなくなってしまったのだ。
これは、ある意味、俺の健康に良くなさそうだ。
でも、「月間400km」。
漫画ドラゴンボールで、孫悟空が、ベジータと対峙した際。
体が壊れてしまうかもしれないが、「界王拳3倍」を繰り出した。
ガーミンが、「アンプロダクティブ」を表示し、ビールを受け付けなくなってしまった俺の体。
2年半の月間走行距離の平均が、121kmの俺。
これまでの最高の月間走行距離が、198kmの俺。
そんな俺にとって、毎日の16kmは、
まさにこんな感じだった。
走りに行きたくないとき。
走りに行って、途中でやめたくなったとき。
そんなときは、あの出来事を思い出して、自分を奮い立たせた。
あの、
「真っ黒な海に放り投げだされたような、一瞬で周囲が闇に包まれた出来事」
「絶対に、俺は、走り続けてやる」
「絶対に、あんな出来事に負ける訳にいかない」
「絶対に、振り返らない」
「絶対に。」
そう、何度も何度も奮い立たせて、ただただ、毎日、16kmを移動した。
正直、あまり楽しくない。
走ることは、もっと楽しいはずなのに。
そして、結果、2020年6月の月間走行距離は、400kmを超えた。
ちなみに、全然速くはなっていない。
何も変わっていない。
実は、ちんちんのサイズも、変わっていない。
だから、400kmを超えた後、悔しくて涙が出た。
何も変わってないじゃんか。
そんな俺に、ガーミンは、こう告げた。
「リカバリー」
月間400kmを越えて走った、その先にあるもの。
それは、水色の帯。
「リカバリー」
しばらく、お休みです。
ちょっと疲れました。
もう、疲れちゃった。
でも、こうも思うんです。
「もったいねえ」って。
明日も走るかな。
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