3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

【レポート】成木の森トレイルラン。アットホームで素敵な大会。

2019年5月12日、日曜日。

第9回TOKYO成木の森トレイルランに出場してきた。

コースは全体的に走りやすく、景色の良いポイントも多く、アットホーム感満載で、おすすめの大会だ。

コース試走と目標タイム

今回、ゴールデンウィークに試走をして、しっかり準備をした。
www.all-out-running.com


試走をしたことで、レースプランと目標タイムを持って走れた。

トレイルランのレースは、試走することでかなりレース時の気の持ちようが変わると、今回強く感じた。


試走から計算した、今回の俺の目標タイムは、

「2時間45分」

それぞれの区間の詳細は、以下の通りだった。


スタートから高水山:40分
 40分

高水山から岩茸石山:15分
 55分

岩茸石山から黒山:45分
 1時間40分

黒山から棒ノ峰:17分
 1時間57分

棒ノ峰から黒山:13分
 2時間10分

黒山からゴール:35分
 2時間45分

この目標タイムを、腕に油性マジックで書いてレースに臨んだ。


レース

レース前

スタート時刻は、10時。

車で来る場合は、駐車場が4か所用意されている。
成木の森 駐車場マップ


大会会場に最も近い駐車場に停めたい場合は、7時半ころまでに到着しておく必要がありそうだ。

会場から最も遠い駐車場からは、1.5kmほど離れているので、心した方が良い。


スタートの整列は、トレイルランの大会ということもあり、自由だ。

好きなところに並び、後方からスタートしても、スタートラインまで1分以下で通過できそうだ。


なんだかゆるーい感じでスタート。

スタートから高水山

スタートロス: 17秒
目標タイム: 40分
実際タイム: 33分28秒


真ん中よりも後ろあたりから、ゆっくりスタート。

スタートしてからしばらくは、舗装された林道を走る。

が、最初から結構な登り坂が続く。


この区間では、歩いているランナーが多く、スタートから10分程度は、半分渋滞のような感じで進む。

しばらくすると、間をすり抜けられるようになったため、淡々とペースはゆっくりながらも走る。


高水山手前の林道区間は、歩かずに走り切った。


この区間で目標タイムに対して6分以上の貯金ができた。
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高水山から岩茸石山

目標タイム: 15分(55分)
実際タイム: 12分30秒(45分58秒)


高水山からしばらくは、ほぼ平坦の走りやすいトレイルが続く。

細いトレイルなので、抜かすことは難しい。


岩茸石山への登りになると急勾配になる。

ここで少々の渋滞があるかもしれない。

ちなみに、俺くらいのタイムで通過すれば、ほぼ渋滞はない。


岩茸石山からの景色は、本当にきれいだ。


この区間も目標タイムより速いペースで走り切り、貯金を9分程度に増やした。
f:id:Alloutrun:20190514231126j:plain

岩茸石山から黒山

目標タイム: 45分(1時間40分)
実際タイム: 39分31秒(1時間25分29秒)


この区間が、成木の森トレイルランの最大の難所だと思う。

まず、岩茸石山からの下りが急勾配のため、渋滞がおきる。


その後は、全体的に登り基調で、登って下ってを何回か繰り返す。

登りでもなるべく歩かず、遅いペースでも良いので走るように心掛けた。


「とんとんとんとん、ひののにとん」

「とんとんとんとん、ひののにとん」

そんなリズムでひたすら自分のペースで走る。


この区間も目標タイムより5分以上速く走り切り、貯金が14分に広がった。
f:id:Alloutrun:20190514231151j:plain

黒山から棒ノ峰

目標タイム: 17分(1時間57分)
実際タイム: 17分05秒(1時間42分34秒)


黒山まで結構苦労してたどり着くわりに、黒山からは、眺望は期待できない。

黒山から棒ノ峰までは、まず下る。

そして、この下りの勾配がキッツい。

ここも渋滞ポイントだ。


その後、登りに入るが、この登りも勾配がキッツい。

下り終わってからの登りでは、渋滞が発生する。


急勾配の登りが終わると、木の根っこが良い感じで階段ぽい登りに入る。

この区間は、ハイカーの方も多い。


そして、この区間は、成木の森トレイルランの醍醐味の一つでもある、スライド区間だ。

この区間は、本当に声を出した。

「ファイト!」

「がんばって!」

なんて感じで、スライドするランナー達と挨拶を交わした。


この区間、ほぼ目標タイム通りの走り。
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棒ノ峰から黒山

目標タイム: 13分(2時間10分)
実際タイム: 12分26秒(1時間55分)


棒ノ峰の折り返しには、コーンが立っている。

棒ノ峰からの景観も美しい。

レースでなければ、ぜひおにぎりでも摘まんでゆっくりしたいところだ。


ほぼ休憩せずに折り返す。


そしてまたスライドするランナーと挨拶を交わす。


声を出しながら、大自然の中を走る。


最高に気持ちいい。


やっぱ、トレイルランって最高だぜ、なんて思っていた。


と、すっげー大きな声で

「全力ちゃん!!!」

と呼ばれる。


カナ先生だ。

カナ先生は、登りの渋滞にハマっていたようで、暇を持て余していたようだ。


あまりに大きな声で呼ばれたことに、恥ずかしくて、苦笑いしながら、塩対応でカナ先生の横を駆け抜けてしまった。

写真まで撮って頂いたのに、すいませんでした。。。
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この区間も、ほぼ目標タイム通りの走り。
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黒山からゴール

目標タイム: 35分(2時間45分)
実際タイム: 35分06秒(2時間30分06秒)


黒山に到着した時点で、貯金は15分。

目標タイムより速く走れば、「2時間30分」を切れる。


だが、どうしても周りのランナーのペースに合わせてしまい、自分のペースで走れない。

抜かしたいけど、抜かせない。

そんなもどかしさを感じながら走る。


トレイルからロードに出た時点で、時計は「2時間26分」。

あぁ、2時間30分カットは難しそうだな。。。


と思いながら、走った。


最後の、原っぱのちょっとした登り。

キッツい。

が、走る。

原っぱが終わり、再びアスファルトの道路に入り、ちょっと下ると、すぐ目の前にゴールゲートが現れる。


最後、ダッシュして、ゴール。


タイムは、

「2時間30分23秒」
www.all-out-running.com


最後の区間も、ほぼ目標タイム通りの走り。


前半の登り区間で貯金を作って、後半はほぼ目標タイム通りという結果。

目標タイムよりも15分速くゴールできた。

登りは頑張れば目標以上の走りをできるけど、下りは頑張ってもなかなかタイムを縮めるのは難しいってことかな。


ゴールしたとき、「まだ走れるなぁ」という感覚を持っていた。


もっと走れたかなぁと思いながら、お汁粉をいただいた。


レース関連の詳細データ

今回のレースの詳細のタイムはこちらの通り。

f:id:Alloutrun:20190514231615j:plain
レースタイム詳細


フルマラソンのタイムがサブ3.5付近の方であれば、だいたい同じくらいのペースで走り切れると思うので、参考にしていただきたい。


こちらが、1kmごとのラップ。
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登り区間でも、なるべく歩かずに走ることを心掛けた。

下りの区間では、もっとスピードを出せたかな、と少々悔やまれる。


レース結果まとめ

ゴールタイム分布

KFCトライアスロンクラブ(成木の森トレイルランの主催者)の公式HPに結果が公開されている。
「2019年成木の森トレイルラン結果」


こちらの結果をもとに、ゴールタイムの度数分布を作成した。
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2019成木の森トレイルラン 度数分布


今回の俺のタイム、「2時間30分23秒」は、全体の上位25%程度に位置する。


今回の大会は、DNFが53名いらっしゃったようだ。

スタート時点で25度を超える暑さだったので、この暑さが影響したのではないだろうか。


ゴールタイム予想

先日のエントリーで、1年前の成木の森トレイルランの結果を分析して、ゴールタイムは、

「青梅マラソンのタイムとほぼ同等」

と予想した。
www.all-out-running.com


2019年2月の青梅マラソンの俺のタイムは、「2時間28分30秒」。

今回の成木のタイムは、「2時間30分23秒」。


今回の結果から何名か調べてみたところ、やはり青梅マラソンのタイムと近しいタイムでゴールしていた。


「青梅マラソンのタイムとほぼ同等」

というタイム予想は、そこそこ当たっているように思える。


色々あった成木の森トレイルラン

俺の足が細すぎる件

スタート前にゴールゲート前で撮った写真。
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左にいらっしゃるランナーの足の太さに対して、俺の足の細さが際立つ。

俺の足、まさに「棒」。


トレイルランナーって、足が太いイメージがあるのに、俺の「スティック具合」はかなりのものだと感じた。

insane insideのキャップでテンション上がった件

最近買った、ランニング用のキャップ。
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「insane inside」
insaneinsidedesign.com


キャップのツバが短く、ツバの裏を見せるように被るらしい。

ツバの裏には、

「Show Your Soul」
(お前の魂を見せろ)

と書いてある。


こんな感じのキャップを被ったことはなかったので、いつもの自分と違う気がして、やんちゃな自分を感じて、我ながらテンションが上がってしまったなと感じている。


テンションを上げたいランナーの方には、お勧めのキャップだ。


試走のエントリーを公式HPからリンクして頂いた件

試走した際のエントリーをKFCトライアスロンクラブにリンクを貼って頂けた。

2019年5月6日の
「週刊KFCトライアスロンクラブ通信」
KFC TRIATHLON CLUB - クラブ通信 -


レース前には、こちらのリンクから、試走のエントリーにアクセスして下さった方も多くいらっしゃって、なんだか嬉しかった。


宮地藤雄さんが爽やかだった件

俺が成木の森を試走した日、トレイルランナーとして活躍される「宮地藤雄さん」も成木の森を試走されていた。

宮地藤雄さん
www.fujiomiyachi.jp


宮地さんは、もともと運動があまり得意ではなかったのに、今では第一線で活躍する「マウンテンランナー」だ。

KFCトライアスロンクラブが主催するレースの運営側として協力する一方、レースにも出場されている。

今回の成木の森トレイルランでは、みごと1位だった。


そんな宮地さんは、受付の横で、流行りのサングラス「goodr」を販売していた。

ランパン&ランTで。

あまりにも販売員ぽすぎたので、最初、宮地さんだと気づかなかったほどだ。


販売をされていた宮地さんと、試走の時に出くわしたと言う熊の話をさせていただいたり、goodrの話をさせていただいて、レース前の時間を過ごせた。


宮地さんは、1個下の学年。

2019年5月現在、40歳。

40歳には見えない爽やかさだった。

そして、両足はもちろんのこと、上半身もたくましかった。


俺もこんなたくましい体になりたいって思った。


*****


こうやって振り返ると、試走も含めて本当に素敵な大会だと感じる。


うむ。

成木ロス。


俺がここ数日、仕事に集中できないのは、成木ロスのせいだな。。。


来年ももちろんエントリーするぞ!
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