いつぶりだろうか。
走ったことを、こんなにワクワクした気持ちでブログに綴るのは。
今日は、2020年の幕開けを感じた1日になった。
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2019年の年末。
トマスさんに、
「1月5日、僕、暇なんで、全力練やって下さいよ。」
言われた。
1月5日は、正月休みの最終日。
翌日が仕事始めだ。
あまり気乗りしなかったが、意気消沈気味のライバルのトマスさんの頼み事とあって、
新横浜公園でペース走
をやろうということになった。
クローズドな全力練って感じで。
が、トマス。
こらこらこら。
そう言えばトマスさんは、真夏のはてブロ駅伝のときも、風邪をひいて欠席した。
「ポテンシャルは高いのに、本番に弱い男」
のレッテルが貼られる日も近いだろう。
キャプテン翼で言うと、三杉君だな。
早く風邪治して、ちゃんと走って、色々復活してください。
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さて。
1月5日。
正月休みは飲みまくっていて、休肝日を作らなかったことを後悔していた、えいさん。
1月4日に35km走を1人でこなしていたにも関わらず来て下さった、Nさん。
1月4日に缶ビール8本飲んで、そのままソファで朝まで過ごした、俺。
の3名が新横浜公園に集合。
えいさん、Nさん、ともにサブ3ランナーだ。
お2人の練習にもなって欲しいので、ペースは最低でもキロ4分15秒と決めていた。
今の俺に415で走れる距離は、せいぜい10kmだろう。
ちなみに俺の10kmのベストは42分(キロ4分12秒ペース)だ。
「415で10km行きたいと思います。その後はフリーにしましょう。」
そうお伝えして、スタート。
415のペース。
やはりなかなかに速い。
4kmを過ぎたあたりから、呼吸が早くなる。
俺だけが。
えいさんとNさんは、全く呼吸が乱れていない。
「こんなに差があるんだな。」
そう思い、そして、肩回りの筋肉に疲れを感じながら、楽なフォームを探しながら、えいさんの背中を追いかける。
Nさんは、俺が遅れたときのために、お尻引っ叩き係として、俺の後ろを走って下さっていた。
8km。
俺のみ、激しい呼吸。
新横浜公園のゆるい上り坂で、少し離されそうになる。
そこでNさんが、
「全力さん、前、いきますね。」
ここで、やめたくなる。
いやいやいやいや。
ダメだ。
「お休みしたトマスさんに、ちゃんとやり切ったと報告しなければ。」
「正月休みの最終日に新横浜まで駆けつけて下さった、えいさんとNさんに申し訳が立たないじゃないか。」
そう思い、そこからは無心で走る。
9.5km。
えいさんが、
「全力さん、最後は全力で!」
言って下さり、まじで全力出してみた。
前を走っていた練習会であろう集団を、激しい息使いながらも、颯爽と抜いた。
10kmを知らせるガーミンの音も無視して、全力で、新横公園の第三レストハウスを目指して走る。
「きもちいいいぞーーーー!!!!!」
って思いながら、俺的ゴール。
10kmの通過タイムは、
42分20秒。
ほぼ俺のベストだ。
1周1.7kmのコースを6周しているから、10.42kmにはなっていそうなのに、俺の記録、なんか短い。
えいさんの記録と比べると距離が短すぎる気がするし、もしかしたらベストを更新する勢いで走っていたのかもしれない。
正直、今の俺が、ここまで走れるとは全く思ってなかったので、走り切れたことが、超絶嬉しかった。
2018年の秋。
それ以来の、新横での10kmのベスト更新。
サブ3達成するには、このペースで、あと32km走る必要がある。
嬉しさもある中、その先にある壁の高さを感じた。
その後、えいさんとNさんは、キロ4で閾値走をすると。
まじですげーな、思ったら、えいさんは1km地点で「沈」していた。
Nさんも、2回脚を止めたという。
サブ3ランナーと言えども、調子を合わせられなければ、なかなか自分のベストを出すのは難しいのかなって思った。
遠く感じるサブ3も、今の延長線上にあるんだな。
俺もいつか、サブ3ランナーになるんだ。
そう思えた。
そして、俺のランの原点は、2018年の春から夏によこはま月例マラソンで出会った、マラソンブロガー達との出会いにあるんだろうな。
www.all-out-running.com
全く背中に付いていくこともできなかった、レベルの違うマラソンブログの皆さん。
憧れを抱いていた方々とお会いできたよこはま月例。
えいさんとNさんの背中を見ながら走った、新横浜公園で、俺の原点を感じた。
2020年。
新春の新横浜公園で、俺は、再スタートできた気がした。
えいさん、Nさん、今日はありがとうございました!
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