漫画、ドラゴンボール。
言わずと知れた名作だ。
主人公の孫悟空が、
レッドリボン軍、桃白白、ピッコロ大魔王、ラディッシュ、ベジータ、ギニュー特戦隊、、、
と、修行を積み重ねながら凶悪な敵を倒していく。
そして、フリーザとの戦いのとき。
怒りをきっかけに、孫悟空は、伝説の「超サイヤ人」になる。
この「超サイヤ人」。
ものすごく強くなるが、「怒り」などのきっかけがなくてはなれないし、エネルギーの消耗が激しいらしい。
だが、この「超サイヤ人」の孫悟空をもってしても、倒せない敵が現れる。
「完全体のセル」
だ。
このとき、孫悟空は、息子の孫悟飯とともに、
「精神と時の部屋」
という異次元の空間で修業をすることになる。
この部屋、
重力は地球の10倍で、気温は50度からマイナス40度まで変化し、空気は地上の4分の1程度の薄さで、ただただ真っ白い空間が広がっていると言う、非常に厳しい環境だ。
孫悟空と孫悟飯は、その厳しい環境下で、
「常に超サイヤ人でいる」
という訓練を1年間行った。
怒りなどのきっかけも必要なく、
常に超サイヤ人の状態でいることで、エネルギーの消耗を減らし、
「凄く強い状態」でいることを当たり前にする訓練をしたのだ。
結果、孫悟飯は、セルとの戦いの中で、
「怒り」
をきっかけに「超サイヤ人」を越える強さを手に入れ、
最終的に、セルを倒すことになる。
*****
前置きが長くなってしまった。。。
これまでの俺は、平日に、16kmも走るような練習はできなかった。
「平日に16km走る」
なんて練習は、俺にとっては、めちゃくちゃ気合いを入れて、それこそ、
「超サイヤ人」
に変身して、充実した体力と、強い心を手に入れなければ、無理だった。
ところが、
「3km程度の短い距離をキロ7分ペースで、毎日走る」
という低強度から始めて、
コツコツと距離とペースを上げていったら、
気付いたら、今では、
10日間ほど連続で16km程度を、毎日走れるようになっていた。
ペースは、キロ5分ちょっとくらいからキロ6分程度。
ここ2年半の月間走行距離の平均が121.3kmのこの俺が、
直近1週間で、
118.4km走っている。
しかも、平日は16時過ぎくらいスタート。
休日は、11時頃スタート。
そこそこのアップダウンがあるコース。
時には、日差しが強く、気温が高く。
時には、雨が降っている。
そんな厳しい環境の中。
最近では、16kmを、超サイヤ人的な強さを発揮せずとも走れるようになり、
「ちょっとした『お散歩』」
と感じられるくらいにまで成長している気がする。
ただし、これだけ走っても、一切、速くなっている気はしない。
少し強くなった気はするが、大きな変化としては、
ちんちんのサイズが、超サイヤ人サイズになったくらいだ。
そう。
俺は、
「超サイヤ人の状態を普通にしようとしている」
常に強い状態を維持し続けられたら、
いざと言うときに繰り出せるようになる、
「本気」
のレベルが、向上すると信じている。
孫悟空と孫悟飯が「精神と時の部屋」で行った修行と同じだ。
超サイヤ人でいることを当たり前に感じられるようになったとき。
俺は、どんな敵でも倒せるようになるはずだ。
「超サイヤ人」が「普通の状態」に感じられるように。
「大会」
という「本気」になるきっかけが来る、その日まで。
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