3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

超サイヤ人の状態を普通にするということ。

漫画、ドラゴンボール。

言わずと知れた名作だ。


主人公の孫悟空が、

レッドリボン軍、桃白白、ピッコロ大魔王、ラディッシュ、ベジータ、ギニュー特戦隊、、、

と、修行を積み重ねながら凶悪な敵を倒していく。


そして、フリーザとの戦いのとき。

怒りをきっかけに、孫悟空は、伝説の「超サイヤ人」になる。
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この「超サイヤ人」。

ものすごく強くなるが、「怒り」などのきっかけがなくてはなれないし、エネルギーの消耗が激しいらしい。



だが、この「超サイヤ人」の孫悟空をもってしても、倒せない敵が現れる。


「完全体のセル」

だ。


このとき、孫悟空は、息子の孫悟飯とともに、

「精神と時の部屋」

という異次元の空間で修業をすることになる。


この部屋、

重力は地球の10倍で、気温は50度からマイナス40度まで変化し、空気は地上の4分の1程度の薄さで、ただただ真っ白い空間が広がっていると言う、非常に厳しい環境だ。



孫悟空と孫悟飯は、その厳しい環境下で、

「常に超サイヤ人でいる」

という訓練を1年間行った。
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怒りなどのきっかけも必要なく、

常に超サイヤ人の状態でいることで、エネルギーの消耗を減らし、

「凄く強い状態」でいることを当たり前にする訓練をしたのだ。
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結果、孫悟飯は、セルとの戦いの中で、

「怒り」

をきっかけに「超サイヤ人」を越える強さを手に入れ、

最終的に、セルを倒すことになる。
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*****



前置きが長くなってしまった。。。



これまでの俺は、平日に、16kmも走るような練習はできなかった。



「平日に16km走る」

なんて練習は、俺にとっては、めちゃくちゃ気合いを入れて、それこそ、

「超サイヤ人」

に変身して、充実した体力と、強い心を手に入れなければ、無理だった。



ところが、

「3km程度の短い距離をキロ7分ペースで、毎日走る」

という低強度から始めて、

コツコツと距離とペースを上げていったら、

気付いたら、今では、

10日間ほど連続で16km程度を、毎日走れるようになっていた。



ペースは、キロ5分ちょっとくらいからキロ6分程度。



ここ2年半の月間走行距離の平均が121.3kmのこの俺が、

直近1週間で、

118.4km走っている。
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しかも、平日は16時過ぎくらいスタート。

休日は、11時頃スタート。

そこそこのアップダウンがあるコース。

時には、日差しが強く、気温が高く。

時には、雨が降っている。

そんな厳しい環境の中。



最近では、16kmを、超サイヤ人的な強さを発揮せずとも走れるようになり、

「ちょっとした『お散歩』」

と感じられるくらいにまで成長している気がする。



ただし、これだけ走っても、一切、速くなっている気はしない。

少し強くなった気はするが、大きな変化としては、

ちんちんのサイズが、超サイヤ人サイズになったくらいだ。




そう。


俺は、

「超サイヤ人の状態を普通にしようとしている」



常に強い状態を維持し続けられたら、

いざと言うときに繰り出せるようになる、

「本気」

のレベルが、向上すると信じている。



孫悟空と孫悟飯が「精神と時の部屋」で行った修行と同じだ。



超サイヤ人でいることを当たり前に感じられるようになったとき。


俺は、どんな敵でも倒せるようになるはずだ。



「超サイヤ人」が「普通の状態」に感じられるように。



「大会」

という「本気」になるきっかけが来る、その日まで。
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