アキレス腱の故障後、足に不安があるため、「5km以上の距離をそこそこのペースで走る」という練習ができていない。
痛くなったらどうしよう。
って思ってしまって、ついつい足を止めてしまっていた。
でも、何を隠そう。
次の日曜日は、「水戸黄門漫遊マラソン」でフルマラソンを走るらしいぞ、俺は。
おおよそ、フルマラソンを走ろうという人の練習ができていなくて、非常に焦っている。
ということで、10月22日の即位の礼の祝日を利用して、しっかり走ろうと思っていた。
だが、この日、温帯低気圧の影響で午前中は暴風雨。
午後になって、雨はやんだものの、強風。
午前中にヨガを思いっきりやって、テストステロンをドバドバにする作戦で、嵐が過ぎるのを待つ。
ヨガは、
ストレッチからの太陽礼拝Aと太陽礼拝B。
太陽礼拝からのビンヤサで、戦士のポーズI、戦士のポーズII、トリコナーサナ、ランジ、三日月のポーズ、ウッティタパールシュバコナーサナ。
最後に、木のポーズと、鷲のポーズ、肩立ちのポーズ。
バカーサナは失敗。
今日は、テストステロンを出すために、パンツ一丁でヨガをこなした。
ちなみに、娘たちは、俺がパンツ一丁でヨガをやっていることに対して、何一つ興味を示さない。
娘たちは、iPadでYoutubeに夢中なのだ。
*****
15時を過ぎ、心の準備が整い、走りにでかけた。
アップ1.5kmからの、10kmテンポ走だ。
テンポ走は、閾値走ペースで、そこそこの距離を走ることを言うようだ。
数日前の5km閾値走のペースが、キロ4分35秒程度だったので、そのくらいのペースを目途に走り始める。
www.all-out-running.com
コースは、数日前と同じ、横浜刑務所周回コース。
1.1kmの周回コースで、10mほど上る、少しキツ目の坂があるコースだ。
シューズは、ターサージール6TENKA。
スタート。
440前後のペースで走る。
マラソンのことを考えて、ストライドを抑えて、ピッチ高めを意識する。
アキレス腱に負担をかけないように、ふくらはぎと足首を使わない走りを意識する。
曲がり角では、なるべくスピードを落とす。
4kmほど走ると、足を止めたくなる衝動に駆られる。
でも、テストステロンが出ているはずなので、そう信じて頑張る。
登り坂で落ち込むペース。
下り坂で楽になる心肺。
向かい風ではあったが、平坦なところで気持ちよくペースを上げる。
登り坂にさしかかる度に、足を止めたくなる。
苦しさと気持ちよさが、1.1kmのコースの中で繰り返す。
6kmを過ぎたあたりから、少し楽になり、走りと呼吸に集中する。
「気持ちの良い苦しさ」
この、今の感覚が、たぶん閾値走なんだろう。
最後まで、集中力を切らさず、久々の10kmラン。
ペース詳細。
ペースグラフと、心拍数。
ピッチとストライド。
上下動。
接地時間。
高低差。
故障から開けて、やっとそこそこ走れるようになった。
今は、心地よい疲労の中、ブログを書いている。
本当は、10kmタイムトライアルをやって、今の実力を確かめたかったけど、アキレス腱に不安があるので、これくらいで。
10kmを気持ちよく走ったものの、まだフルマラソンを走り切れるのか、不安はある。
昨年の湘南国際マラソン(3:24:07)を走る前は、自分の実力を信じられていた。
サブ3.5を達成することに、不安はなかった。
でも、今は、水戸でサブ3.5を達成できるのか、不安だ。
それ以前に、途中で歩いてしまわないか、不安だ。
アキレス腱の不安を抱えながら、俺はどこまで走れるのだろうか。
俺のテストステロンは、どこまでもってくれるのだろうか。
心も体も準備不足が否めない。
今年の春の板橋シティマラソンで、準備不足でのフルマラソンは痛い目をみることが分かった。
でも、まぁシーズン初戦だし、あんまり気負わず行こう。
今年の板橋シティマラソンの自分のレポートを読み返したけども、
フルマラソンって、まじで怖いな。
いつもありがとうございます!ポチっとお願いします!
にほんブログ村